フルートって聞くと、あなたはどんなジャンルの音楽を想像しますか?

 

吹奏楽でも、オーケストラでも、キラキラパートを担当する、

銀色の横笛で、華奢な女子でも颯爽と持ち運べる、

部活の中でかわい子ちゃんランキングをいつもクラリネットパートと競う、あの楽器です(たけし調べ)。

 

 

そのフルートの音が、

グーっと艶っぽく聞こえるのが、

ジャズのフルートです(たけし調べ)。

 

ジャズといえばピアノやトランペットがメジャーですが、

フルートのジャズはもう、この為に生まれた楽器なんじゃないの??

って思うくらい。

 

勿論、「そんな事ないよ」「ジャズはサックスに任せとけ!」「ジャズギターを忘れちゃいけないよ」

って声もあると思いますが

 

これ、どの楽器にしても

誰が演奏するかによって、別物になるよね。

 

そうなんですよ。

そこなんですよ。

 

 

楽譜で「ド」の音は同じ表記なのに

鳴り方は演奏者によって全く別物。

 

空手で言うなら

師範の正拳突きと、初段の正拳突きが、同じはずがありません。

 

ラーメン屋さんなら、レシピは受け継いでいても

「あっちの支店より、本店のラーメンが美味しい」

みたいな。

 

そして僕らの仕事で言うなら

 

「足の三里」という代表的なツボでも

効果は施術者によって月とスッポン。

 

そういう視点で見ると

技術力を伴う研究の「エビデンス」って

研究の肝心な「条件を揃えること」ができているのかな?って疑問が沸くことがあります。

 

お薬を飲む・飲まないのように、単純なら良いのですが、そうもいきません。

 

 

フルートのジャズが好きな僕でも

素人の演奏と、プロの演奏は別物です。

 

ツボで言えば、

そのツボを刺激すると効くのではなく

施術者が”効かせる”必要があります。