化粧水は、スキンケアの基本として重要な役割をはたします。肌の保湿や栄養補給、肌の調子を整えるなど、様々な効果をもっています。ですが、その選び方や正しい使用方法って知らないことがたくさんありますよね。

1.男女で化粧水の使用率に大きな差

株式会社アースケアは18〜35歳の男女400名に「化粧水」に関する調査をおこなっています。それによると、男女で化粧水の使用率に大きな差があることがあきらかになりました。

 

化粧水を使用しますか?

 

18~24歳の女性:「はい」85.0%、「いいえ」15.0%

18~24歳の男性:「はい」52.5%、「いいえ」47.5%

25~35歳の女性:「はい」80.8%、「いいえ」19.2%

25~35歳の男性:「はい」56.7%、「いいえ」43.3%

 

また、化粧水を使用している人のなかで期待している効果はというと、「1位:保湿効果、2位:ニキビケア効果、3位:美白効果」でした。

 

男女別・年代別にみても、「保湿効果」を期待している方の割合が最も多いという結果。みんな保湿のために化粧水を使っているんですね。

2.リピートしている化粧水

ちなみに、リピートしている化粧水の上位は、「1位:無印良品(化粧水)、2位:ハトムギ化粧水、3位:メラノCC」でした。この結果から、多くの人が「すぐに購入しやすい」「手軽な値段」という特徴の化粧水を求めていることがわかります。ただ、人気な商品を使用するのではなく、ご自身の肌にあった商品を使用することがおすすめです。

3.化粧水の選び方

では、化粧水の選び方として何に気をつけるべきでしょうか。

(1)自分の肌質を理解する

化粧水を選ぶ際に最も重要なのは、自分の肌質を理解することです。肌質によって必要な成分や効果が異なるため、肌質に合った化粧水を選ぶことが大切です。一般的な肌質としては、乾燥肌、普通肌、混合肌、敏感肌などがあります。

(2)成分を確認する

化粧水の成分は、その効果や肌への影響に大きく関わります。保湿成分、整肌成分、抗炎症成分など、自分の肌の悩みや目的に合った成分を含んだ化粧水を選ぶことが重要です。

(3)香料や添加物に注意する

肌が敏感な人やアレルギーを持っている人は、香料や添加物が含まれていない化粧水を選ぶことをおすすめします。これらの成分が肌トラブルの原因になることがあるため、できるだけシンプルな配合の化粧水を選ぶことが大事です。

(4)テスターを利用する

化粧水は肌に直接塗布するものであり、肌に合わない場合はかえって肌トラブルを引き起こす可能性があります。購入前には、テスターを利用して肌に塗布し、肌に合うかどうかを確認しましょう。

(5)価格を考慮する

高価な化粧水が必ずしも良いとは限りません。価格が高いからといって、必ずしも効果が高いとは限りません。自分の肌質や悩みに合った適切な価格帯の化粧水を選ぶことが大切です。

4.化粧水の効果的な使用方法

せっかく、自分にあった化粧水を選べても正しく使わないともったいないですよね。

(1)洗顔後すぐに使用する

化粧水は洗顔後の肌に直接塗布することで、肌の水分を補給し、保湿効果を高めます。洗顔後、肌がまだ濡れているうちに化粧水を使うことで、水分を肌に閉じ込める効果が期待できます。

(2)適量を使う

化粧水は適量を使うことが重要です。過剰に使うと肌に負担をかけることになりますし、少なすぎると効果が得られません。一般的には、5円玉程度の量を手に取り、顔全体に優しくパッティングするのが適切といわれています。

(3)パッティングする

化粧水を顔に塗布するときには、指の腹で肌を軽く叩くようにして馴染ませる方法が効果的です。このパッティングの動作により、肌にうるおいを閉じ込める効果が高まります。時間がないときは、手のひらで顔全体を少しの時間、おさえておくだけでも大丈夫です。

(4)重ね付けする

特に乾燥が気になる部分や、肌の調子が悪い部分には、化粧水を2回重ね付けすることをおすすめします。最初の層が肌に浸透した後に、2回目の塗布でさらに保湿効果を高めることができます。

(5)スキンケアの基本として毎日続ける

化粧水はスキンケアの基本として、毎日のケアに取り入れることが大切です。継続的な使用によって、肌の水分バランスを整え、健やかな肌を保つことができます。

まとめ

毎日使う化粧水だからこそ、自分に合うモノを選び、正しく使っていきたいですよね。ところで、窓際においていたり、炎天下の車内においていたりすると品質がかわっている可能性もあるので、そういうのも注意してくださいね。