就職試験でも「私服できてください」というのがあったり、オフィスにおけるファッションのスタイルは多様化しており、ビジネスカジュアルとして勤務時にも自由な服装で働ける機会が増えています。その一方で、デニム(ジーンズ)は元もと作業着だから、どんなに高級ブランドのデニムでもダメといわれたりします。

 

ユニクロの姉妹ブランド「PLST(プラステ)」が、全国の20歳から59歳の会社員の女性500名を対象に、オフィスにおけるデニムの意識調査を実施しました。それによると、働く女性の約5割が職場でデニムをはきたいと考えているようです。

1.日常的にデニムをはいている人

調査によれば、そもそも日・休日問わず日常的にデニムをはいている人は、6割(63.0%)を超えることがわかりました。デニムを職場にはいていきたいかを聞くと、50.6%の人が「はいていきたい」と回答した一方、実際にはいていっている人は28.2%にとどまる結果に。オフィスのファッションが多様化しているものの、いまだにデニムはオフィスファッションの定番とはいえないことがうかがえます。

2.職場にデニムをはいていかない理由

6割の人が職場にデニムをはいていっていない理由は、「スーツ着用のため」や「カジュアルすぎるため」など、職場でデニムをはくことが難しいという回答が多数を占めます。その一方で、「きれい目なものであればはいていきたいと思っている」や「きれいめにカッコよくはく自信がないから」など、きれいめなデザインやスタイルであれば、職場でもデニムを着用したいというニーズがあることがあきらかとなりました。

3.職場にはいていくデニムに求めることランキングTOP5

職場にデニムをはいていく場合にデニムに求めることを聞くと、約9割(90.2%)の人が「はいた時のシルエット」と回答。次いで「ストレッチ性があるかどうか(72.8%)」、 「価格(46.6%)」という結果に。多数派はではないものの、「スタイルアップして見えるかどうか(27.8%)」、「きれいめに見えるかどうか(18.4%)」という意見も一定数あることがわかります。

まとめ

たしかに服には「格」というのがあり、TPOによってはデニムが不向きなこともあるでしょう。ですが、最近ではワークマンやワークマン女子など、もともとは作業着に由来するファッションが広く着用されているなかで、デニムはダメだけど、ワークマンならいいというのはちょっと変ですよね。

 

デニムもオフィスウエアになれば良いなと、個人的には思っています。