「とっくりセーター」と聞いて何かがわかったあなたは、もう昭和世代確定です!

とっくりセーターを知っていますか?

株式会社CREAKSが運営するサウナーチが、とっくりセーターに関するアンケートをおこなっています。その結果、最も多かった回答は「知らない」で約50%。次いで多かったのが「少し知っている」の18%。反対に「よく知っている」は約17%、「聞いたことはある」が約16%という結果でした。

 

とっくりセーターを知らないと回答した割合を世代×男女別でみてみると、10代男性の約68%が最も高く、次いで10代女性の約65%、20代男性が約62%という結果でした。

 

とっくりセーターとは

「とっくり」とは「徳利」、つまり居酒屋などで日本酒を注文したときに入ってくるアレです。とっくりのように長く作った襟がついているセーターを、とおくりセーターとよびます。そう、タートルネックセーターのことです。タートルネックのよびかたが普及する以前は、日本酒の容器である「徳利」に似ていることから「とっくりセーター」とよばれていたんです。

 

五木寛之の1979年の作品「風花のひと」のなかで、「コーデュロイのジャケットと、タートルネックのセーターを着」とでてくるのですが、そう考えると「とっくりセーター」という言葉は、1970年代半ば以前に使われていた言葉と考えていいかもしれません。

まとめ

ファッションに関する言葉は、毎年いろいろ出てきますが、なくなっていく言葉(死語)もたくさんあります。「とっくりセーター」ももう使っている人は、かなり年配の人だけかも知れませんね。