冬場はどうしても空気が乾燥しているため、油断するとお肌がとんでもないことになってしまいます。特に手の場合、家事などで水を触ったりすることも多く、「ひび」「あかぎれ」で悩んでいるという人もいるでしょう。一体どう予防すればいいのでしょうか。

1.改善に重要なポイント

株式会社アースケアが45~55歳の女性100名に「ハンドケア」に関する調査をおこなっています。それによると、50.9%の女性が毎日ハンドクリームを使用し、21.3%の女性が水仕事の際に手袋を使用していることがわかりました。そこまでしているのに、手の乾燥で悩んでいるというひとは少なくないようです。

2.ひび・あかぎれ予防

一般に、皮膚のうるおいは、「皮脂」「天然保湿因子」「角質細胞間脂質」という3つの物質によって一定に保たれています。手、指では皮脂腺が少なく、皮脂膜も薄くなっているかわりに、角質層が厚くなっていて、保護する役目をはたしています。

 

その角質層も、石鹸や洗剤などを使って頻繁に水仕事をしたり、指先をよく使ったりしたあとにお手入れをしないで放っておくと、水分が失われやすくなります。そこへ、さらに指先に様々なものの摩擦刺激が加わると、厚い角質層は弾力性を失い、ひび割れてしまうんです。

 

不足した水分と油分を補うことで、予防することができます。保湿剤をこまめに塗り、角質層に水分と油分を与えましょう。うるおいと柔軟性のある肌づくりをすることで、肌に割れ目はできにくくなります。

 

また、「冷たい外気や脱脂力の高い洗剤を使用すること」「水をよく使うこと」があかぎれの大きな原因となりますから、外出時には手袋を、水仕事をする場合にはゴム手袋を使うことがおすすめです。

 

まとめ

気づいたらハンドクリームを塗り直すと言うことを習慣づけてもいいかもしれませんね。また、感染症予防などにもつながるので、料理をしたり掃除をしたりと、水に触れる機会のときは使い捨ての手袋などを使うようにしてもいいかもしれません。