「魔性の女」ってときどき聞きますよね。ですが、どういう女性が魔性なのかなかなかピンとはこないもの。悪魔のように悪いことをしちゃう女性なのでしょうか。また、魔性の女とはいうものの魔性の男とはなかなか聞きませんよね。はたして、魔性の男っていないのでしょうか。今回は魔性の秘密にせまります。

 

 

1:魔性とは?意味や英語が知りたい

まずは、魔性の意味から確認しておきましょう。小学館発行の「デジタル大辞泉」には、「悪魔のような、人を惑わす性質。また、それをもっていること」と書かれています。やはり、魔性というのは文字通り悪魔のような人をたぶらかしたり、まどわせたりする性格を意味するようです。

 

たしかに、私たちが普段「魔性の女」と言ったりするときは、なんだか腹黒いイメージがあたりしますよね。また、結婚詐欺師のように男性を手玉にとるといったイメージや恋多き女性や不倫なんかをしがちな女性のイメージがあります。ただ、小悪魔な女性というと、そこまで悪くないちょっとキュートなイメージがあるかもしれません。

 

ちなみに英語では「魔性のもの」を「an evil spirit」といったりします。魔性の女は、もし悪魔のような悪い性格という意味でいえば「a devilish woman」ですし、ちょっと良い意味で魅惑的なということだと「an enchantress」、小悪魔的な男たらしという意味だとちょっと長いですが「a woman who uses wiles to lead men astray」となります。

2:天然タイプも…魔性の女の特徴5つ

それでは、魔性の女の特徴について考えていきましょう。

(1)誘惑力

魔性の女は、魅力的で、人を惹きつけます。もう本当に、魔力でも持っているんじゃないかというくらい、その女性のいいなり、やりたい放題っていう感じです。当然、魔力なんて持っているわけではありませんが、見た目であったり、話し方であったりという部分が魅力的で人を惑わします。

(2)行動や感情が不安定

行動や感情が簡単に変化し、周囲は予測不可能です。小悪魔な女性を「天然だよね」というのは、その女性の行動が周囲は予測ができないからですよね。急に何をしでかすかわからなかったり、感情をあらわにしたりするところが魅力的にとらえられ、虜になってしまうのかもしれません。

(3)個性が強い

魔性の女性は個性が強いです。そのため、他の人の意見や考えに左右されません。それが結果的に、周囲を振り回すことになるのですが、自由奔放さにとらえられると魅力につながります。

(4)独特のセンス

魔性の女は独特のセンスをもっています。とくにユーモアに関して独特かもしれません。そのため、いつも周りの人を笑わせ、おもしろい女性という評価を作ります。面白い人、ユニークな人って魅力的ですよね。

(5)意志が強い

魔性の女性は意志が強いです。何かしらもっている目標や目的は、ときには手段を選ばず達成しようとします。そして意志が強いため、望むものを手に入れることができるわけです。この手段を選ばないあたりが魔性に見えてしまうのかもしれません。

3:魔性の女かどうかわかる魔性の女診断チェックリスト!5つ

(1)友達や知り合いが多い

魔性の女はコミュニケーション能力が高いので、友達や知り合いが多いです。コミュニケーション能力が高いと、他人の意見や考えを読み取り、自分のメッセージを適切に伝えることができるので相手を思い通りにコントロールできるという特徴もあります。

(2)目立つのが好き

目立つのが好きという自己アピールをしがちな人は、周囲に自分の魅力的なイメージを与えようとします。実際、周囲は魅力的な人だと思うため、惑わすことができるんです。

(3)自己主張が強い

自分のアイデアや考えを強調する自己主張の強さは、他人の意見や考えを否定する場合があります。悪くいえば、何が何でも自分の考えを押し通したい、自分の思い通りにしたいという魔性の特徴ですが、よくいいえば自分に正直ともいえなくありません。

(4)まわりを振り回すことが良くある

複雑な性格で行動や感情が簡単に変化するタイプは、魔性の特徴です。そのため、周囲はけっこう振り回されてしまいますが、ときに男性からするとそれがかわいく見えてしまうこともあるんです。

(5)八方美人

八方美人な人も魔性かもしれません。というのも八方美人さの、周囲によく思われようとする行動は、誠実さをよそおうことでもあり、他人からの信頼を得ることができます。ですが、実際には自分の意図にあわせて他人を惑わそうとしています。

4:魔性の男もいる!その特徴3つ

魔性の女がいるように、魔性の男だって当然存在します。

(1)いつもニコニコしている

いつもニコニコしている人がまさか魔性だなんて思わないですよね。ですが、八方美人さが魔性であったように、誠実さをよそおうことで他人からの信頼を得て、実際には自分の意図にあわせて他人を惑わそうとしています。

(2)二人のときは甘える

会社では、頼りがいがあるのに二人きりのときは甘えてくる男性っていますよね。いわゆる二面性があるわけですが、ある意味で行動や感情に統一性がなく不安定だともいえます。こういうタイプは魔性の可能性ありです。

(3)結局は自分の思い通りにする

デートで食事をするときに、「着物食べたいものでいいよ」といっておきながら、気づいたら男性が食べたいものになっていたときってありますよね。自分の思い通りに物事を運ぼうとするコミュニケーション能力の高さとか、意志の強さはまさに魔性の特徴です。

 5:魔性の女だと思う芸能人3

では、魔性の女を具体的に考えてみましょう。あくまで一般的なイメージですが、芸能人だとどんな人が魔性の女なのでしょうか。

(1)葉月里緒奈さん

その昔、ワイドショーでは必ずと言っていいほど魔性の女として取り上げられていました。きっかけは1995年2月に封切られた映画「写楽」の共演をきっかけに真田広之さんと付き合うようになり、フィリピンで映画のロケ中だった真田さんの元へ葉月さん会いに行ったことが発覚。そのとき、真田さんは女優の手塚理美と結婚しており、しかも第2子を妊娠中ということで注目が集まりました。

 

 

 

(2)石原さとみさん

 

結婚されるまでは、いろいろなアンケートのランキングで必ず1位になっていた女優さん。週刊誌などでも、共演者やスタッフは一度でも石原さんに会うと好きになってしまうなんて書かれていました。理由はさだかではありませんが、周囲を虜にしていたんでしょうね。

 

 

(3)壇蜜さん

一時期、世のおじさまたちを虜にしていましたよね。もちろんセクシーさも大きな要因ですが、相手に気を持たせるようなコミュニケーション能力あたりが魔性認定された理由かもしれません。

 

 

その他にも、橋本マナミさん、中村アンさん、高岡早紀さん、菜々緒さん、有村架純さんさんなんかも魔性の女のイメージがあるでしょう。

 6:魔性の女がでてくる映画3

ちなみに、魔性の女をもっと理解するために、魔性の女がでてくる映画を紹介します。

(1)危険な情事(1987年、原題:Fatal Attraction)

この映画は、一週間の不倫関係を持った男性と女性との関係が描かれています。ニューヨークで弁護士を勤めるダンは、妻のベスと娘のエレンと平和な日々を過ごしていました。ある金曜日、ダンは、妻同席で出席した出版社のパーティで、新入りの編集者アレックスと知り合います。ダンは訴訟の相談にのるため出版社に出向き、アレックスと再会し、二人はそのまま週末を過ごす。ダンにとっては一夜の遊びだったのですが、アレックスはそれを運命の出会いと思い込み、ダンにつきまとい始めるというスリラー映画です。

 

 

 

(2)氷の微笑(1992年、原題:Basic Instinct)

殺人事件の容疑者となった作家キャサリン・トラメルと彼女に惹かれていく刑事の駆け引きが展開されル映画です。彼女は刑事を惑わしながら、事件の謎を深めていきます。シャロン・ストーンの出世作であり、彼女が取調室で足を組みかえるエロティックなシーンは評判となりました。

 

 

 

(3)白いドレスの女(1981年、原題:Body Heat)

男性の弁護士と彼を誘惑する女性とのサスペンス・ストーリー。白いドレスを着た美しい女性マティは弁護士のネッドに次第に夢中になり、彼を使って自分の欲望を満たそうとする様子が描かれています。

 

 

 

 

 7:まとめ

魔性の女とは人を惑わす性質を持っている、自然に男性を虜にしてしまう女性のイメージ。同性からすると好きな男性はもちろんのこと、彼氏も横取りされそうで不安になりますよね。ですが、人間的に悪い人ではありません。魔性の女のことをよく理解しましょうね。