<a href="https://unsplash.com/ja/%E5%86%99%E7%9C%9F/tVEMwaR9XqI?utm_source=unsplash&utm_medium=referral&utm_content=creditCopyText">Unsplash</a>の<a href="https://unsplash.com/@elisamoldovan?utm_source=unsplash&utm_medium=referral&utm_content=creditCopyText">Elisa Photography</a>が撮影した写真

 

自分の顔がどうしても好きになれない。できることなら整形したい。そんなふうに考えているひともいるでしょう。ですがどうして自分の顔が嫌いなのでしょうか。自分の顔を好きになるにはどうしたらいいのでしょうか。

 

 

 

1:自分の顔が嫌いなのは病気?

自分の顔が好きじゃないというのは決して病気ではありません。ですが、DSM-5(The Diagnostic and Statistical Manual of Mental Disorders, Fifth Edition)というアメリカ精神医学協会の精神障害に関する診断基準では、強迫性障害に分類されている身体醜形障害(Body Dysmorphic Disorder)の症状である可能性はあります。

 

身体醜形障害は専門的には、「自己の容姿における想像上の欠陥への没頭、もしくはささいな身体上の欠点に対してその個人が著しい懸念を抱いている状態」とされ、その結果「日常場面における回避的行動や確認行動の増加、これに伴う社会機能不全が生じる」といわれています。

 

「The relationship between body dysmorphic disorder and depression, self-esteem, somatization, and obsessive-compulsive disorder」という研究によれば、大学生のうち67%が自分の顔を含めた身体に不満足感があり、そのうち13%が身体醜形障害の症状があることというんです

 

そう考えると、自分の顔が好きじゃないことが病気と全くの無関係ともいえないかもしれません。

2:自分の顔が嫌いな原因5つ

それでは、身体醜形障害以外に自分の顔が嫌いな原因について考えてみましょう。

(1)自分のなりたい顔と自分の顔がかけはなれている

一つには、メディアの影響があるかもしれません。モデルさんや女優さんといった綺麗で魅力的な女性を、テレビやSNSでみかけます。そんな女性たちが様々なメディアで、彼女たちが使っている化粧品や日用品などを使えば、同じような顔になれるかのような宣伝をしています。ですが、実際のところは無理ですよね。自分の好きなモデルさんや女優さんのような顔になりたいと思い努力をするけれど、なれない。それは自分の顔が違いすぎるからだと、自分の課を嫌いになってしまうんです。

(2)顔のパーツにコンプレックスがある

誰だって、多かれ少なかれ、自分の顔にコンプレックス(劣等感)はあるものです。目が小さいとか、鼻が大きいとか、ほくろやそばかすがあるとか。それを「個性」として受け入れることもできれば、なかには気になりすぎてコンプレックスになり、自分の顔を嫌いになってしまうこともあります。

(3)他人から傷つく言葉を言われた

自分はなんとも思っていなかったのに、他人から「あなたって目が小さいよね」なんて言われたら「そうか、私は目が小さかったんだ」と思ってしまい、それがコンプレックスになってしまうこともあります。言ったのがたまたま道ですれ違った程度の人なら気にしませんが、家族や仲のいい友達、まして好きな相手から言われたら大きく傷つき、自分の顔を嫌いになってしまいます。

(4)自信がないことから顔も嫌いになった

自分に自信がないことは、自分に対する評価が低くいということ。結果的に、自分に対する自己批判が強くなります。そうすると、自分の顔に対する評価も低くなり、自分の顔を嫌いになります。

(5)すべてに対して悲観的

すべてに対して悲観的な見方をすると、とうぜんながら自分に対しても悲観的になり、自分への評価が低くなります。そして、自分の顔に対する評価も低くなり、自分の顔を嫌いになります。また、悲観的な見方から生じるストレスや不安も、自分の顔に悪影響を及ぼし、自分の顔を嫌いにさせてしまいます。

 

 

3:自分の顔が嫌いな人が好きになる方法5つ

では、自分の顔を嫌いな人が好きになるにはどうしたらいいのでしょうか。

(1)似合うメイクを学ぶ

似合うメイクを学ぶことで、自分の顔の魅力を引き出すことができるようになります。メイクをうまく利用できるようになると、自分の顔で自信がある部分を強調したり、反対にコンプレックスがある部分を隠したりすることができ、自分の顔をより良く見せることができるようになります。そうすると、自分の顔に対する自分自身や周囲からの評価があがり、自分の顔を好きになることができます。

(2)ファッションを変えてみる

新しい服装やアクセサリーを選ぶことで、自分の顔に合ったスタイルを見つけることができ、自分のイメージを変えることができます。そうすると、自分に対する評価がよくなり、自信ももてるようになります。そして自分の顔に対する評価もあがり、自分の顔を好きになることができます。

(3)ダイエットなどで見た目に自信をもつ

ダイエットをして自分の外見を改善できると、自分に自信がもてて自分に対する評価がよくなります。また、ダイエットのために規則正しい生活をしたり、ワークアウトをすることで健康的な生活を送ると、肌質も改善され、明るくステキな顔になることができ、自分の顔を好きになることができます。

(4)長所を活かしてコンプレックスを相殺する

自分の長所に目を向け、それを強調することで、自分に対するコンプレックスやネガティブなイメージが弱めることができます。長所をいかすことで自分に対する評価があがり、自分自身の感情や自信もよくなるため、自分の顔を好きになることができます。

(5)自己肯定的な考え方を身につける

顔を含めて自分を好きになるために、自己肯定的な考え方を身につけることが大切です。自分自身を尊重し、自分に対する自信をもてれば自分の顔を好きになることができます。

4:まとめ

自分の顔が嫌いになる原因はさまざまですが、嫌いでいるより好きになりたいですよね。メイクやファッションをがんばったり、自分に対する考え方を変えたりと、その方法はいろいろですが、一番大事なのは自分自身に向き合って、自分自身を受け入れることなのかもしれません。