東亜大学芸術学部トータルビューティ学科の平松隆円准教授のゼミでは、SDGsの観点から、ひと・動物・環境・社会にとって「美」とはなにかを考えるプロジェクトに取り組んでいます。
この度、8名のゼミ学生が、下関市在住のデザイナーでトータルビューティ学科非常勤講師でもある浜井弘治氏の協力のもと、残糸(ざんし)を使ったTシャツを企画し、完成させました。
そのことを前田晋太郎下関市長報告するため、下関市役所を訪問しました。
表敬訪問の冒頭、前田市長に良質の糸であるにもかかわらず廃棄される運命にある残糸の状況について学生たちが説明し、今回制作したオリジナルTシャツを贈呈しました。
前田市長は、ラグランスリーブをデザインに取り入れたことによる着やすさに気づいてくださり、そのうえで下関から身近なファッションを通じたSDGsの取り組みが広がっていくことの期待を学生たちにお話しくださいました。
なお、今回完成させたTシャツは学生たちが東亜大学のオープンキャンパスなどで着用し、来場者にSDGsについて考えていただく機会としたり、学生たちが運営するECサイト(https://etob.jp)にて、税込み8,800円(売上げの10%は途上国の教育支援をおこなう国際NGOのルーム・トゥ・リードに寄付させていただきます)で販売中です。