3月8日は、国連が定める「国際女性デー」。1904年、ニューヨークで婦人参政権を求めたデモを起源として、国連によって1975年に3月8日を「国際女性デー(International Women’s Day)」として制定されました。

 

国際女性デーは、女性たちが担ってきた役割や果たしてきた成果を祝福し勇気を称え、女性の平等な権利について考える日とされています。

 

 

そんな、国際女性デーだからこそ見て欲しい映画を紹介します。

 

(1)ドリーム(Hidden Figures)

2016年のアメリカ合衆国の伝記映画。マーゴット・リー・シェッタリーのノンフィクション小説『ドリーム NASAを支えた名もなき計算手たち』が原作です。人種差別・女性差別を乗り越え、NASAの「マーキュリー計画」に邁進する黒人女性の姿を描く実話ベースの作品です。

 

 

 

(2)スキャンダル(Bombshell)

2019年のアメリカ合衆国のドラマ映画。FOXニュースの創立者で元CEOのロジャー・エイルズの2016年に起こったセクシャル・ハラスメントに対する女性職員の告発を描いた実話映画です。2016年9月のAFPによる報道によると、元キャスターのグレッチェン・カールソンがロジャー・エイルズからセクハラを受けたとして起こしていた裁判で和解が成立し、FOXニュースがカールソンに対し2000万ドルの和解金を支払うにいたりました。

 

 

 

(3)ビリーブ 未来への大逆転(On the Basis of Sex)

2018年のアメリカ合衆国の伝記映画。1993年にビル・クリントン大統領に女性としてアメリカ史上ふたり目となる連邦最高裁判事に指名されてから死去するまで27年間にわたって、性差別の撤廃などを求めるリベラル派判事の代表的存在としてアメリカで大きな影響力を持ったルース・ベイダー・ギンズバーグの若き日を映画化。1950年代当時としては驚異的に平等な夫婦関係を築いていて、夫マーティンとともに法律家であった二人は何十年も共働きで、家事と育児を分担していました。