好きなひとができたら、料理をつくってあげたい。そうおもうひとは、少なくないはず。ですが、いざ彼のために料理をつくっても、なんだか美味しくなさそう。そんな経験をしたひとは、いるでしょう。

 

「もう、料理教室に行こうかな」と考えているかもしれません。ですが、そんな必要はないんです。

 

イギリス・オックスフォード大学のCharles Spenceによれば、改善すべき点は味付けだけではないようです。海外情報サイト『MailOnline』を参考( If a meal looks good, we think it tastes better: Simply arranging food carefully on the plate can persuade diners to pay three times more for it)に、その方法を紹介します。

 

 

 

 

 

 

 

1:料理の味を決めるもの

料理の味は、いったいなにによって決まるのでしょうか。

 

当然、口に入れたときに「味」は大切ですよね。ですが、それ以上に、香りや見た目や音というのも大切になってきます。

 

Charles Spenceが今回注目したのは、見た目なんです。たしかに、レストランで料理が運ばれてきたのをみて、「美味しそう」とおもうことはよくありますよね。

2:盛りつけを大切に

Charles Spenceが130名を対象に、ある実験をおこないました。

 

それは、材料や味付けはまったく同じものの、盛りつけの方法を変えたステーキセット(ステーキ・フライドポテト・サラダ)を、いくつかのパターンで食べさせ、その味を評価してもらうというもの。

 

すると、ステーキをカットせずにだすよりも、カットして切り口の赤みがみえるようにして盛りつけたほうが、美味しいと感じるひとが多かったのです。また、お皿の端ではなく、中央に盛りつけたほうが、より美味しく感じられるということがわかりました。

 

また、サラダは、ただ材料を混ぜ合わせただけのものより、切り方を変えたり、オシャレに盛りつけたりする方が美味しく感じられるということがわかったのです。

まとめ

たった盛りつけを変えるだけで、同じ料理が格段に美味しく感じられるのです。彼があなたの料理を美味しく感じなかったのは盛りつけのせいかもしれませんね。