好きなひとができたとします。当然、そのひとの彼女になりたいと思って、告白しますよね。
すでに相手に恋人がいたのなら、ふられてしまっても仕方がないですよね。ですが、相手にパートナーがいないのにもかかわらず、ふられてしまうこともしばしば。
告白を成功させる秘訣って、ないんでしょうか。今回は、告白にまつわる心理テクニックを解説したいと思います。
1:なぜ、告白が失敗するのか
成功させる告白の秘密を知るということは、裏を返せば、なぜその告白が失敗したかについて考えるということです。あなたは、どんなふうに彼に気持ちを伝えていますか?
「好きです、付き合ってください」
きっと、そういって告白しているひとも多いでしょう。ですが、これが大きな間違いなんです。これで成功するのは、以前から友人関係にあるか、職場の同僚など、お互いのことをよく知っている場合です。
よく知らない相手から、いきなり「好きです、付き合ってください」といわれても困りますよね。言ってみれば、どんなにお腹が減っていたとしても、よく知らない飲食店の客引きにはついて行かないというのと同じです。
つまり、告白の成功のカギは、相手のことを知っているかどうかにかかっているんです。
2:自己開示する
これは、専門的にいえば「いかに自己開示をするかということが大事」ということなんです。
ひとが自分のことを相手に打ち明けることを「自己開示」とよぶのですが、自己開示がすすむにつれて、相手への好意も増えるといわれています。ですが、ここで気をつけないといけないのは、自分のことを一方的に話せばいいわけではないということ。自分が話す程度と相手が話してくれる程度を、合わせなくてはいけません。
3:食レポに学べ!
とはいえ、自己開示でお互いに好意をもつに至っても、相手に「好きだ」という気持ちを伝えないと、意味がありません。では、いったいどうすればいいのか。
当然、「あなたのことが好きです」と伝えるのが一番! ……そう思うでしょう。
ですが、これも間違い。例えば、テレビのグルメ番組で、「この料理、すごく美味しいです」ってリポートされても、「いやいや、美味しいのはわかっているだろう。どんなふうに美味しいのか言えよ!」って思いませんか?
告白も同じなんです。どういうふうに、相手のことが好きなのか。自分の感情を、自分の言葉で語ることが大事なんです。
まとめ
ただやみくもに告白しても、なかなかうまくはいきません。次に告白するときは、上手く言えなくてもいいので、自分の気持ちをしっかり自分の言葉で伝えるようにしましょうね。
