人見知りだというひと、シャイだというひと。けっこう、多いですよね。そんなひとたちには共通して、「初めて会うひとに、なにを話したらいいのかわからない」という悩みがあるとおもいます。

 

仕事関係ならまだ、なんとか会話のきっかけを見つけることができる。けれども、プライベートで、しかも気になる男性に対しての場合は、恥ずかしくて声もかけられないというひとは、けっこういます。

 

そんなひとに、今日は魔法の言葉をお伝えします。

 

それは「私、好きです」という言葉。「えっ、いきなり愛の告白?」とおもうかもしれません。告白ではないのですが、この「私、好きです」という言葉が、初めて会うひとから好かれる魔法の言葉にかわるんです。いったいどういうことか、その理由を紹介します。

さりげなく良い印象を与える

心理学に、「好意の返報性」という言葉があります。ひとは、なにかされると、そのお返しをしたくなります。

 

旅行に行ってお土産をもらえば、今度は自分が旅行に行ったときにお土産を買って、お返ししますよね。それと同じで、感情についても、ひとはお返しをしようとします。つまり、好意を相手に渡せば、相手も自分に好意を返してくれるんです。

 

だからこそ、初めて会うひとに対しても「私、好きです」といって欲しいんです。とはいえ、それは「私、あなたのことが好きです」ではあまりに直接すぎますよね。では、なにが好きかというと「今日のスーツ、私好きです」とか、「今日の髪形、私好きです」というわけです。

 

相手のファッションや持ち物に対して好意を示すことで、間接的にそのひとに好意を示すことができるんです。この方法なら、見ず知らずの相手であったとしても、簡単に褒めることができますし、会話の糸口にもなりますよね。

 

もうひとつ、言葉のマジックがあります。「今日のスーツ、似合っていますね」では、もちろん褒められて嬉しいでしょうが、相手がじつはそのスーツに不満をもっていれば嬉しさも半減しますよね。ですが、「今日のスーツ、私好きです」であれば、あなたの主観的な評価になるので、彼の評価とは別として、好意を示すことができるわけです。

 

間接的に褒めて好意を示す。そして、好意をお返ししてもらう。そのための魔法の言葉が、「私、好きです」なんです。