好きなひとができた。だからといって、両想いとは限りませんよね。場合によっては、心のなかだけで秘めて終わってしまう片想いの恋だってあるとおもいます。ですが、せっかく好きになったんだったら、両想いになって欲しいなとおもうわけです。

 

「じゃあ、どうすればいいのよ!」といわれてしまうのですが、当然ながら告白して気持ちを伝えて欲しいとおもいます。

 

「そんなこといったって、ふられて気まずくなったら嫌だ」というひともいるでしょう。ですが、心配いりません。告白したって、絶対に気まずくなんてならないんです。その理由を、心理学的に解説します。

1:好意の返報性

ひとの心理には、「返報性」というものがあります。これは、いってみれば「おかえし」です。ひとは他人からなにかをしてもらうと、おなじようなものか、それ以上のものをお返ししたいという気持ちになります。

 

たとえば、友達が旅行に行ってお土産を買ってきてくれたりすると、次に自分が旅行に行ったときにお土産を買ってきて、お返しをすることってありますよね。それと同じように、モノに限らずひとは感情にも返報性があるんです。つまり、相手が自分に向けてくれた感情と同じ感情を、ひとはお返ししようとします。

 

もし、相手から「好きだ」といわれたり、そういう態度を示されると、自分もその相手に対して同じように好意をお返しします。反対に、「嫌いだ」といわれたり、そういう態度を示されると、自分もその相手に対して同じように嫌悪をお返ししてしまうんです。

2:告白の返報性

この返報性から告白を考えると、「あなたのことが好きです」という好意の感情を伝えて、「ボクは嫌いです」と嫌悪の感情が返ってくるということはないんです。

 

それどころか、なにもおもっていなかったけれども、「あなたのことが好きです」という好意の感情を伝えられたことによって、その好意をお返ししようと好きになってしまうことだってあるんです。

まとめ

もちろん、告白したときに彼に彼女がいるということはあるでしょう。ですが、気まずくなるなんて心配はいりません。気になる彼ができたときは、どんどん告白してください。