論理的で分析に優れ、几帳面でものごと整然と処理する男性にありがちな思考パターンを「男性脳」とよんだりしますが(「男女の思考パターンに違いはあるか? : 男脳・女脳の分析」東京学芸大学紀要)、男性脳の程度が高いと、昔の彼女の名前を忘れなかったりと、女性からすると理解できないどころか、許せない思考や行動をもたらすことになります。

 

今回は、そんな男性脳を逆手にとって、あなたからのお願い事やおねだりを「叶えてあげずにはいられなくなる」ように、男性を意のままに操る方法を紹介します。これは必見ですね!

■論理的な思考を逆手に取る

男性的な思考とは、論理的で具体的な思考です。したがって、科学的な根拠や筋が通らないこと、理屈に合わないことなどに抵抗を覚えます。

 

例えば、男性向けのアニメを思い出してみてください。主人公が地道に修行やトレーニングを重ねていって、レベルアップしていきますよね。それも、具体的にその内容が描かれます。それは、男性が「なんとなく」というのを嫌い、「ちゃんと根拠があるかどうか」を好むという男性脳だから、そういうアニメの描かれ方をするんです。

それに対して、女性的な思考とは、直感的で抽象的な思考です。理屈抜きで共感できるかどうか、直観で納得できるかどうかが大事です。

 

こちらも、女性向けのアニメを思い出してください。突然、目の前に現れた猫や魔法使いという得体の知れない存在が、主人公の女の子を変身させ、地球の平和を守らせたりします。どうして、その女の子が選ばれたのかなんて、理由は不明です。女性の場合は、理屈よりも「なんとなくわかる」方が大事というところが、そういう描き方に影響をしているんです。

ほしいものがあったら具体的スペックを

男性を意のままに操るためには、この論理的な思考を逆手に取ることが必要なんです。

 

どういうことかというと、もしカレにダイヤモンドを買ってもらいたいとします。「このダイヤの指輪、綺麗だよね」といっておねだりしても買ってくれません。綺麗ということが抽象的で、あいまいだからなんです。この場合、「このダイヤの指輪、イエローなんだけど、それってミネラルを含んでいる……」と、そのダイヤの希少性や価値をはっきりと伝えた方がいいんです。なんか、夢がない感じがしますが、男性に興味を抱かせ、納得させ、行動させるには、具体的で論理的なスペック説明が一番なんです。

 

じつはこの方法、多くの販売員が、男性と女性に売り分けるときに使う方法でもあるんです。なかなかカレが思い通りに願いを聞いてくれないというひとは、具体的かつ論理的にスペックについて説明してみるという方法を、一度試してみてくださいね。