晴れた日はすっかり夏めいてきましたね。ミュールやサンダルを履きたくなる季節ですが、そうなると、どうしても素足(生足)にまつわる問題がよくおこります。例えばそれは、彼の家にお呼ばれされたとき、素足で行って、彼ママに嫌な顔をされるということなど。

 

『発言小町』でも、「和食処の食事に素足で来たのを義祖母、義母にお説教されました」や「夏場の義実家、素足でいきますか?」というふうに、素足のアリナシが議論されています。

 

いったい、素足のアリナシはどちらなのでしょうか。

■和室も洋室も、素足をやめた方がいい理由

「素足アリ」派のなかには、オシャレなんだからいいじゃないかという人がいます。もしくは、ファミレスの座敷か家ならいいとか、フローリングならいいという場所や状況で区別する人もいます。

 

ですが、基本的には場所も状況も関係なく、素足のアリナシについてまず考えるべきは、なぜ靴下をはくのかということ。今の私たちとって靴下は、寒いからだとか、靴擦れにならないためだとかと考えるのですが、そこにはちゃんと意味があるのです。

それは、清浄の象徴だということです。

 

伝統的に日本では、白い足袋を着用する習慣がありました。それは、訪問先に汚れを持ち込まないということ意味していました。実際にも、素足になれば、足の裏の汚れや汗が畳やフローリングにつく可能性がありますよね。そう考えると、和室か洋室か、家か料理屋さんかといった場所や状況の問題ではなく、少なくとも自分の家以外は、靴下をはくことがマナー的には必要なんです。

 

 

■まとめ

自分が訪問される側だったとして、足跡をつけられたら嫌な顔になりますよね。相手が不快に思うかどうかという視点も大事になってくるわけです。素足になる機会の多いこれからの季節、彼の実家に行くときは、靴下をバッグに忍ばせて、できる女を目指しましょうね。間違いなく、彼ママの評価はアップするはずですよ。