好きでもない男性から告白されるのは、正直うれしくないですよね。ですが、相手も意を決して告白してくれたんだとおもうと、そう邪険にあつかうこともできず、上手に相手を傷つけずにふる方法はないものかと考えてしまいます。そこで今回は、そんな相手を傷つけずにふる方法を紹介します。

 

 

なぜ、ふられて傷つくのか

ふられて傷つくことと、告白が成功しなかったこととは、じつはあまり関係がありません。というのも、告白が成功しなくて嫌な気持ちになるのは、欲しいものが手に入らなかったから。それは、ある意味「悔しい!」という気持ちです。ですが、ふられて傷つくのは、悔しいから傷ついているわけではなく、自分を否定されたから傷ついているんです。

ふられた理由付けに問題が……

心理学的には、ふられたという理由の帰属に問題があるからという説明ができます。

帰属とは、出来事や他人の行動や自分の行動の原因を説明する心理的な過程のこと。少しわかりにくいので、具体的に考えてみましょう。

 

あなたが、好きな男性に告白をしたけれど、ふられたとします。そのとき、あなたはふられた理由を考えますよね。たとえば、かわいくなかったせいだからと、見た目にふられた理由を求めることもあるでしょう。見た目という容姿は生まれもったもの。整形でもしない限り、自分ではどうしようもないため、落ち込んだり、自己嫌悪になったりしやすいといわれています。そして、見た目が理由でふられたと考えると、立ち直ることが難しくなるんです。

 

ですが、告白した男性が「近々、転勤することになるから、遠距離になるのでつきあえないんだ」とつきあえない理由を説明してくれたらどうでしょうか。これだと、自分が悪いわけではないので自己嫌悪になることは、ほとんどありません。「じつは、付き合っている人がいるんだ」という理由でも同じことがいえます。告白したけど、ふられたのはすでに付き合っているひとがいたから、というのは、自分のせいではないからです。 

相手を傷つけずにふる方法

もうわかりましたよね。相手を傷つけずにふるためには、ふった理由を、告白してくれた本人のせいにしないように、理由を考えてあげることが大事になってきます。とはいえ、転勤する予定もないのに「転勤するから」なんていってしまうと、あとでウソがばれたときが大変です。とはいえ、正直に「あなたのこと、なんとも思ってないから」というのも、上述のように、よくありません。

 

いずれにしても、告白された側の理由でつきあえないという理由をいってあげるといいんです。

まとめ

告白されないのも寂しいですが、なんとも思っていない相手から告白されるのも困ったものですよね。だからといって、相手を傷つけてしまうと、ストーカーになったり、逆恨みを買ったりするので、上手にふってあげてくださいね。