性感帯という言葉があります。カラダのなかで、刺激を与えると性的な快感を感じやすい部分をそうよんでいます。ひとによっては、「おっぱい」だったり、「肘や膝などの関節部分」だったり、「アソコ」だったり…。

 

そんな性感帯が男女でどう違うのかということを、イギリスの研究者たちが、真面目に調査(「Reports of intimate touch: Erogenous zones and somatosensory cortical organization」)をおこないました。その結果、男女共通して性感帯の1位は、「くちびる」なんだとか。一体どういうことか、詳しく紹介します。

 

 

性感帯に関する学術調査をおこなったのは…

カラダのなかで、刺激を与えると性的な快感を感じやすい部分について、真面目に調査をおこなったのは、イギリス・バンゴール大学のOliver Turnbull氏らの研究チーム。

 

カラダの41のパーツについて、イギリスとアフリカの800人の男女を対象に調査をおこないました。真面目な学術調査とはいえ、日本でおこなえばセクシャルハラスメントと思われてしまうかもしれないこの調査。なかなか脱帽な研究です。 

女子の性感帯は……

さて、本題に入りましょう。10点満点で性感帯について調査をおこなったところ、「女性器」をのぞいた女子の性感帯ランキングは次の通りに。

第1位:くちびる(7.91)

第2位:うなじ(7.51)

第3位:胸/乳首(7.35)

第4位:内股(6.70)

第5位:首のうしろ(6.20)

男性からすれば意外だったのが、「うなじ」。逆に、「耳」や「首」が上位でなかったのが意外。これは、セクシーDVDを見過ぎなせいなのでしょうか。あなたの気持ちいいところは、上位にありますか?

男子の性感帯は…

続いて、男子の性感帯。「男性器」をのぞいたランキングの結果は、次の通りです。

第1位:くちびる(7.03)

第2位:内股(5.84)

第3位:うなじ(5.65)

第4位:乳首(4.89)

第5位:首のうしろ(4.53)

こちらは、男性的にはなんとなくわかる調査結果でした。

アソコは上位で当たり前?

Oliver Turnbull氏によれば、基本的に「性器」は、人種や性別、同性愛か異性愛かに関係なく、男女共通してに性的にもっとも敏感な部分であることに間違いないのだとか。

 

つまり、「性器」以外の部分で性感帯をランキングすると、男女共通して1位は「くちびる」ということになるのだとか。まぁ、「くちびる」は「性器」のつぎに皮膚がもっとも薄く、粘膜で覆われている部分。敏感に感じる部分だとしても当然なのかもしれません。

 

このことからわかることは、エッチの前に入念にキスをすると言うことはすごく大事だということ。そして、エッチの最中も「くちびる」を重ねるのを忘れてはいけないということなのかもしれません。