うだるような暑さが続く、今日この頃。窓の外、夏休みで遊びまわる小学生を「いいなあ……」と眺めてしまいますよね。とはいえ、いくら外が暑くても、学校や会社はエアコンが強すぎて寒い思いをしている女子も少なくないかもしれません。

 

「夏は恋の季節」ともいいますが、だとすると、暑い日の方が、寒い日よりも恋をしやすいということになります。では、男子には、暑い日の方が寒い日よりも、女子が魅力的に見えているのでしょうか?

寒さによる「人恋しさ」が愛を求める

気温によって、「外見の魅力」に違いがあるかどうかということを調べた研究はありません。ですが、いくつかの研究を参考に考えてみたいと思います。

 

香港の大学の研究によれば、ひとは身体的な寒さを感じると、心理的な暖かさを求めるということをあきらかにしています。

 

 

ひとは恋愛をしているときには、心臓の動悸や呼吸が速くなり、ときには手に汗握ることがありますが、それはちょうど、寒いときに体温を上げる状態に似ているんです。つまり、寒さを感じることで、ひとは直接に身体を温めようとするだけではなく、心理的にも愛を求め、暖をとろうとするんです。その意味では、寒い日の方が新しい出会いを求めるには向いているかもしれません。

夏の外見的魅力は「太陽」マジック

冬は人肌恋しい季節……とはいえ、やはり暑い夏の方が恋の季節というイメージがありますよね。それは、薄着になることで心理的にも開放的になったり、薄着で肌の露出が増えることから、性的な欲求が強くなったりすることも一因といえるでしょう。

 

そして、今回のテーマでもある「魅力的に見える」という部分で考えた場合は、やはり暑い夏の方が寒い冬よりも魅力的に見えるため、恋をしやすいといえるかもしれません。

 

 

たとえば、夏は日差しが強いですよね。そのため、日焼け予防にUV対策をバッチリしているという女子も多いでしょう。

 

日差しが強いのは、いってみればプロのひとたちが写真を撮るときに、たくさんの照明を使うのと同じ効果が期待できます。つまり、強い日差しが、シミや皺などのよけいな「影」を飛ばしてくれるため、美肌に見せることができるのです。また、気温が高いと血行が良くなります。すると、顔の血色もよくなるわけです。

 

なぜ、男子たちが赤い唇に心を奪われるかといえば、それは唇の血色で、繁殖相手の健康状態を無意識に判別しているからだとされています。つまり、気温が高く、血行がよくなって、綺麗な赤い唇になれば、男子には魅力的にうつるんです。

 

というわけで、身体的な魅力という意味では、暑い日の方が魅力的に見えると言えるかもしれませんね。開放的な気分になった上に、普段より魅力的な女子が目の前にいれば、思わず口説いてしまうのも無理はないでしょう。やはり「夏は恋の季節」といえそうです。