なかなか外にでかける機会が少なくなる冬のデート。ついつい、家の中に引きこもって映画を見たりと、まったりしてしいまいがち。

 

しかし、実はそれが原因で彼氏の“元気”がなくなるのを知っていましたか? そう、昼間に屋外に出ないと、実は二人の“夜の生活”に影響を与えるということがオーストリアの大学研究(「Association of vitamin D status with serum androgen levels in men」)であきらかになったんです。

ビタミンDとテストステロン

オーストリアにあるグラーツ医科大学が、2,299名を対象に研究をおこなったところ、ビタミンDの血中濃度の高い男性は、ビタミンD不足の男性よりも“テストステロン”という男性ホルモンの値が高いことがわかりました。

 

テストステロンは、男性の二次性徴に影響を与え、声変わりをさせたり、陰毛を生やしたり、睾丸や陰茎を発達させたりします。そして、男性の“性欲”にも影響するホルモンなんです。

 

つまり、テストステロンが体内に不足している男性は、夜の生活で元気がなくなるんです。では、いったいテストステロン及びビタミンDと屋外でのデートに一体どういう関係があるのでしょうか?

太陽とビタミンDの関係

人間は太陽の光を浴びることでビタミンDが体内で作られます。もちろんサプリメントや食品などからも摂取できますが、太陽の光にあたって、皮膚で生成するほうが良いともいわれています。

 

つまり、屋外に出て太陽の光を浴びないとビタミンDが不足する。ビタミンDが不足することで、テストステロンが不足する。テストステロンが不足すると、男性は性欲が減退し、夜の生活で元気がなくなる。というわけなんです。

 

「カレが夜に元気がないのは、昼間疲れているせいかしら……」と、お家デートでのんびりしてしまうと逆効果! 太陽を浴びる時間が減り、よけいにテストステロンが減少して、彼のアソコは元気がなくなってしまうのです。

性欲だけじゃないビタミンDの大切さ

ところで、ビタミンDは男性の性欲に影響するだけではありません。たとえば、骨の性性にも影響を与えるため、ビタミンDが不足すると、骨粗鬆症につながるともいわれています。ほかにも、さまざまな健康への影響が懸念されています。

 

ビタミンDは、太陽の日差しが強い夏は特に問題はありませんが、冬場は意識して太陽の光にあたらないと、不足しがちになるので要注意です。

まとめ

もちろん、太陽の日差し(紫外線)を浴びすぎることは、シミやしわといった美容はもちろんのこと、皮膚がんといった健康上の理由からも、よくないという意見もあります。

 

しかし、浴びないことのデメリットがこの様に男女関係に影響があるのです。今度のデートでは、カレと一緒に思いきって、外にでかけてみませんか?