歯列矯正という言葉をきいて、どんなことをイメージしますか?

痛そう、お金がかかりそう、見た目がかわいくない……。どちらかというと、あまり良いイメージはないかもしれません。

しかし、一昔前の歯磨き粉のコマーシャルで“芸能人は歯が命”というフレーズが流行しましたが、芸能人じゃなくても歯は大事なんです。それは、年をとっても自分の歯で美味しいものを食べたいからという意味ではなく、歯がきれいだと自分に自信が持てて、性格だってもっと明るくすることができるから。

今回は、歯は歯でも、歯並びをよくする歯列矯正について、お伝えしたいと思います。

歯列矯正に興味

アライン・テクノロジー・ジャパンが、20~40代の歯列矯正を経験した女性400名を対象に、成人後の歯列矯正に関する意識調査を実施しています。それによれば、およそ3人に1人が、成人後に歯列矯正に興味をもち、治療をはじめていることがわかりました。

なぜ成人するまで未治療だったのか。その理由は、費用面で治療が難しかったから、治療装置の見た目が気になったから、治療中の痛みが気になったからという、冒頭でも書いた歯列矯正に対するイメージが、そのままあげられています。

では、なぜ大人になってから歯列矯正に興味をもったのでしょうか。その理由は、自分で鏡を見て歯並びにコンプレックスを感じたからと答えたひとが最も多い結果に。

次いで、歯科医に薦められたから、家族に歯並びについて指摘されたから、美しい外見になりたいとおもったから、歯並びのキレイな友人・知人を見て羨ましく感じたからと続きます。

治療の前後で心理的な変化

そして、歯列矯正をしたことで、歯並びがキレイになるだけではなく、心理的な変化もおこります。治療の前後で心理的な変化があったかどうかを聞いたところ、自信がついたと答えたひとが最も多くいます。

また、性格が明るくなった、積極的になった、自尊心がついたという回答も。そして、過半数のひとが、歯並びが綺麗になったことで結婚に良い影響を及ぼしたと回答しています。

たしかに、お金もかかります。ですが、見た目だけではなく、歯並びがよくなることでの心理的な効果は、あなたの人生を大きく変えるかもしれませんよ。