俳優の坂上忍さんやお笑い芸人の千原ジュニアさんなどは、番組のなかで「潔癖」を公言するなど、きれい好きで有名ですよね。ある気鋭の社会学者の男性なんかは、きれい好きすぎてセックスができないと発言したことも。

最近の男性には、潔癖なひとが多いのかもしれません。実際、オウチーノ総研が調査(潔癖男子に関するアンケート調査)をしたところ、男性の4割が潔癖男子という実態があきらかになりました。それは、はたしていいのか、悪いのか。調査結果をもとに、くわしく紹介します。

男性の4割が「潔癖男子」

調査のなかで、「自分は潔癖だと思いますか」または「他人に潔癖だと言われたことはありますか」とたずねたところ、自分は潔癖だと思うし、他人にもそう言われると回答した男性が14.3%いることがわかりました。

また、自分は潔癖だと思うが、他人に言われたことはないという男性は、16.6%。自分は潔癖だと思わないが、他人にはそう言われるという男性は9.1%。これらを合計すると、およそ4割の男性が潔癖ということに。

また、年齢別にみると、20代が44.1%、30代が35.9%と、若い世代に潔癖が多いことがわかりました。ちなみに、自分を潔癖だと思う理由は、次の通り。

  • 汗をかけばすぐにシャワーに入るから
  • 気になるとすぐ手を洗うから
  • 小さなカビや汚れも気になってすぐに綺麗にするから
  • 掃除の仕方が細かく、アイロンのかけ方、洗濯物の干し方にこだわるから
  • 電車の手すりなど掴みたくないし、除菌シートなどを常に持ち歩いているから

すぐ手を洗うとかはいいことですが、掃除の仕方が細かいなどは彼女や妻としては、ちょっとつらいですよね。それに、除菌シートなどを常に持ち歩いているとまでなってくると、きれい好きというより、本当に「潔癖症」なのかもしれません。

潔癖な男性の気になるところ

潔癖すぎる男性たちは、日頃の生活がちょっと大変そう。というのも、「つり革や手すり、ドアノブなどに極力さわらない・さわるのをためらう」という男性は29.3%もいるという結果に。

次いで、自宅以外のトイレや公共トイレに抵抗があるが19.2%、帰宅後は即着替えるという男性や、他人が手作りしたおにぎりや料理に抵抗があるという男性は18.8%。他人に自分のベッドに座ったり入ったりしてほしくないという男性は、14.8%もいたんです。

つまり、潔癖すぎる男性たちは、彼女や妻が手で握ったおにぎりも嫌だし、彼のベットで一緒に寝ることも躊躇するんです。こんなんだと、愛なんて彼と育めませんよね。

あなたは、潔癖な男性を理解できるでしょうか?