普段の生活に、なくてはならないコミュニケーション手段となったLINE。その一方で、LINEがもたらす危険性はタレントのベッキーさんの騒動で、気づいたひとも多かったはず。でも同時に、彼氏のLINEのやり取りって、気になりますよね。

KUROCK NETWORKが、20歳以上の男女375人を対象にLINEのプライバシー設定、及び乗っ取りに関する調査をおこなったところ、45.5%が他人のLINEを見たことがあるということが、あきらかになりました。この数字、意外と多いのか、それとも少ないのか。今回は、LINEにまつわるプライバシー事情にせまりたいとおもいます。

LINEとプライバシーの関係

今回の調査によれば、他人のLINEを見たことがあるひとは、45.5%。およそ、2人に1人はみたことがあると回答しています。

そのシチュエーションはというと、ポップアップ、覗き見、電車のなかでなどの回答があがっています。ポップアップは、便利な機能な反面、食事中などで携帯をテーブルに置いておいたときに、盗み見されてしまう可能性が高いようです。

一方で、LINEを他人に見られたことがあるひとは、25%。寝ているとき、いつの間にかというシチュエーションでみられていたのだとか。

LINEは、おもっている以上にプライバシー設定が重要なようです。とはいえ、57%のひとがLINEのパスコードロック機能も利用していないんです。

気つけるべきは2つ

もはや、LINEに対するセキュリティが希薄としかいいようがありません。そこで、気をつけて欲しいのは2つ。

1つは、ポップアップ機能を使用せず、盗み見されてしまうリスクを下げましょう。そして、当然のことながらパスワードです。携帯と同じパスワードなんて、もってのほか。キャッシュカードやクレジットカードと同様に、定期的に変更するなど心がけることが大事なんです。

けっして浮気をしていなくても、LINEはプライベートだけではなく仕事でも使うツール。ちゃんとした、プライバシー意識が必要なんです。