みなさんは、化粧をするとき、いったいどこに気をつけていますか? 透明感のある、きれいな肌をつくろうと、念入りなスキンケアやファンデーションを丁寧に塗っているというひともいるでしょう。

かわいく、目が大きく見えるように、アイメイクに余念がないというひともいるでしょう。それとも、カレがキスしたくなるような、石原さとみさんのようなぽってりと下唇をつくろうと、リップメイクを頑張っているというひともいるかもしれません。

化粧と一口にいっても、いろいろとポイントがあるわけですが、今回はリップメイクに注目したとおもいます。というのも、今年は真っ赤な口紅が大注目。

ですが、大人っぽい印象をつくる赤い口紅は、ちょっと失敗すると老けた印象になってしまいます。そこで、どうすれば赤い口紅を使って、大人っぽい印象をつくりつつ、若くみせることができるのか。その方法を紹介したいとおもいます。 

唇の色の秘密

ところで、あなたの唇はどんな色をしていますか。当然、赤と答えるひとが多いとおもいます。

では、どうして赤なのか。それは、唇は顔のなかでも非常に薄い粘膜の部分のため、毛細血管の血の色=赤がみえているからなんです。ですが、毛細血管の状態は加齢とともに変化し、くすんでいくことが知られています。なので、年齢とともに、唇の色は暗い色へと変化していきます。 

若い唇

そのため、若くみせるためにはきれいな赤の唇をしている必要があります。『日本化粧品技術者会誌』という学術誌に掲載された「上唇と下唇の色の違いに着目した新しいメイクアップ法」という研究によれば、ひとは下唇のほうが赤みが強いということがわかっています。そして、上唇と下唇の色の差が、印象に大きな影響をおよぼすそう。

具体的には、口紅を塗るとき、同じように上唇と下唇に口紅を塗るのではなく、その差をうめるように色をそろえると、自然で若く健康的な印象を与えられるんだとか。

まとめ

いかかですか。ちょっとしたことに気をつけるだけで、あなたの若い印象は大きくアップ。さぁ、今すぐ鏡で確認です!