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イクメンや家事メンという言葉が、それなりに浸透し、育児や家事をおこなう男性たちが増えてきています。

ですが、頑張ってやってくれているとはいえ、「やってもらわなかったほうが良かった」と思うこともあるでしょう。

パナソニックの調査によれば、約7割の女性は家事を夫に任せた際の仕上がりに不満をもつことがあきらかになっています。

だとするならば、男性には何もしてもらわないほうがいいのでしょうか。いえいえ、それでは二人の関係は上手くいきません。では、いったいどうすればいいのか。

そのポイントを、紹介したいと思います。

 

■家事を夫に任せた際の仕上がりに不満

約7割の女性は家事を夫に任せた際の仕上がりに不満をもつといいましたが、このあたりの事情をもう少し、詳しくみておきましょう。

調査では、妻に対し、夫がする家事の仕上がりに不満を感じた事があるかを尋ねたところ、とてもあてはまる(22.1%)、ややあてはまる(47.1%)を合計して69.2%があてはまると回答しています。

とくに、雑で不満だった家事を尋ねると、食器洗いが28.4%と最も多く、次いで洗濯(24.0%)、風呂掃除(13.9%)、部屋の掃除(13.0%)と続く結果でした。

女性からすれば、二度手間になるんだったら、最初から私がしておけばよかったとおもいますよね。

 

■違うもので公平さを保つ

夫婦や恋人関係を上手く維持していくために必要なものは、二人のあいだでの公平さです。つまり、あなたがすることと同じ程度の負担を彼にも負ってもらえばいいんです。たとえば、家事。

最初は二度手間になって、イライラするでしょうか、上手くなるまで待つということで将来的に二人の負担を公平にすることは可能です。ですが、そんなの待ってられないということもあるでしょう。

だったら、違うことで彼との関係を公平にすればいいんです。たとえば、夜寝る前にあなたをマッサージさせるとか。

家事だけ、育児だけという狭い範囲のなかで公平にすることは、得意不得意もあるので、とうてい無理なこと。もっと広い視野のなかで、公平にすることを考えれば、彼にも可能なことはみつかります。

 

いかがですか。夫婦はもちろん、恋人同士も公平さが円満の秘訣。それをいかに実現するかが、大事なんです。


【参考】

※ 夫婦の家事に対する意識調査 – パナソニック

 

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