夫婦円満の秘訣は、いろいろありますよね。

なによりも大事なのは、家事や育児などふたりにかかわる“仕事”を公平に分担することではないでしょうか。

たとえば、女性ばかりが料理や洗濯などをして、男性が何もしてくれなかったら、不公平で不満だらけ。これでは、夫婦円満とはいえません。

では、反対に男性が毎日料理をしているような夫婦は円満なのでしょうか。オウチーノ総研の調査によれば、じつはそうではないようなんです。

いったい、どういうことなのか。調査結果をもとに、詳しく紹介したいとおもいます。

 

夫婦仲と、夫がキッチンに立つ頻度

調査によれば、夫婦円満なグループと非円満なグループにわけて、既婚男性が料理をどの程度おこなうかが調べられました。

その結果、夫婦円満の場合、ほぼ毎日料理をする男性は19.3%、週に1回以上料理をするが29.0%という結果に。

非円満の場合では、ほぼ毎日料理をする男性は23.9%、週1回以上料理をする男性が23.0%でした。

円満な夫婦こそ、男性が食事の準備を担当したり、家事の手伝いをおこなっているというイメージがありますよね。

ですが、今回の調査によれば、ほぼ毎日という回答だけをみると、夫婦非円満のほうが多かったんです。

 

■なぜ毎日料理をすると夫婦非円満なのか

男性が料理をすることで、夫婦が非円満になる理由は、残念ながら調査結果からはわかりません。

もしかしたら、毎日料理をすることが逆に男性への不公平感につながり、不満となっているのかも。

ですがなかには、夫である男性も妻である女性も、自分の食事は自分が食べたいものを自分で作って食べるというひとがいるかもしれません。

つまり、“非円満だからこそ、夫が料理をする頻度が高くなっている”とも考えられるわけです。

 

いかがですか。「毎日、私が料理してますよ……」なんて回答した夫は、実は日頃の鬱憤がたまっていたのかもしれませんね。


【参考】

※ 夫と料理に関する実態調査 – オウチーノ総研

 

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