夏が近づくにつれて、汗ばむことが多くなり、メイク崩れが気になります。メイクだけではなく、汗のニオイが心配で、デオドラント剤や拭き取りシートが手放せないというひとも少なくないでしょう。

 

ところでニオイといえば、加齢臭という言葉をきいたことはあります。どうしても、中高年の男性特有のニオイが加齢臭というイメージがありますが、じつは女性だって加齢臭がするのを知っていますか。そして女性の場合、なんと35歳が加齢臭を発するターニングポイントだってことも。

 

「えー、お父さんと同じニオイがするようになるの!?」と、びっくりしたひともいるのでは。そこで今回は、女性の加齢臭について、紹介します。

1.40歳の8割が自覚

加齢臭というと中高年男性のイメージ。ですが、もともと加齢臭の発生メカニズムは男女ともに同じ。ただ、女性はニオイへの意識が高く、普段から香水やヘアフレグランスなどで身だしなみに気をつけているため、男性より加齢臭が目立たないだけなんです。

 

ある調査によれば、自分の体臭が気になると答えた女性は、40代で80.9%にのぼります。年を重ねるにつれて、自分のニオイの変化に気づいている女性は多いものの、それが加齢臭だとはおもっていないひとがほとんどなんです。ですが、自分で感じるほどの体臭は、男性も感じているはず。あなたが、なんかくさいかもと感じたときには、すでに周囲の男性たちもくさいと感じており、手遅れなんです。

2.35歳がターニングポイント

女性の加齢臭は、ホルモンバランスの乱れが原因の一つです。一般には20代後半をピークに、女性ホルモンは減少していくといわれており、35歳あたりから減少が加速し、ホルモンバランスが崩れていきます。京都府立医科大学特任教授の宇山恵子氏によれば、女性ホルモンには体のニオイを抑える働きがあるため、若いときは男性に比べてニオイがしにくいものの、ホルモンバランスが乱れやすい30代後半からニオイを抑える力がなくなるので、女性もニオイケアを意識したほうがよいとのこと。 (1)自分の生理周期を知る (2)体を酸化させない食生活 (3)太りすぎない・やせすぎない (4)ストレスを逃す方法を知る ということに気をつけることが大事なようです。

まとめ

いかがですか。 加齢臭対策、今日からはじめましょうね。