それでもしますか?「浮気すると不幸になる」米大学研究で判明

あなたは彼氏とどうやって知り合いましたか

学校の友達や職場の同僚の紹介など、いろいろな経緯で今の彼氏と知り合ったかとおもいます

なかには、出会い系やナンパ、浮気、先生と教え子など、ちょっと大きな声では言いにくい出会いで知り合ったという人もいるでしょう

今回は、そんな人には言いにくい“浮気ではじまる恋愛”のお話です

じつは、サウス・アラバマ大学のジョシュア・フォスター氏らの研究によって、他人の恋人を奪ったり、浮気による恋愛関係をはじめたりしても、結果的には幸せになれないということがあきらかになったんです

なんとなく、そうだろうなという気がしますが、学術的に証明されたのは画期的なこと

いったいどういうことか、詳しく紹介します


■略奪からはじめる恋愛
研究では、平均年齢20歳の異性愛者の男女138名を対象に、9週間に渡る、合計4回の調査がおこなわれました

この138名というのは、今の恋人がおり、最大で3年間恋愛関係を維持しているという人たちでした

調査の結果、恋人がいながらも、新しい恋人に乗り換えた経験のある女性や男性は、恋人に対して誠実ではなく、また今の恋人との関係にも、あまり満足していないということがわかりました

また、浮気や新しい出会いを求めている傾向もありました

つまり、自分の恋人に対して誠実さや満足感が低く、結果的に新しい恋人を求め続け、浮気を繰り返してしまうということがあきらかになったんです

その一方、恋人がいても新しい恋人に乗り換えた経験がない人は、浮気など新しい相手にはあまり興味がないことがわかりました


いかがですか

この研究からは、浮気をしてしまう人は結果的に浮気がやめられないのだということも言えそうです

いつでも、今の恋人には満足しきれない人であるとも言えましょう

そういう人と恋愛をはじめても、傷つくのがみえているのかもしれませんね


【参考】

※ Joshua D. Fosterら(2014)「What do you get when you make somebody else’s partner your own? An analysis of relationships formed via mate poaching」(Journal of Research in Personality)