こんばんは!
地元沖縄県の長寿日本一復活を目指す
開業理学療法士 外間長隆です。
今日は、健康の基準になる
平均寿命と健康寿命について
書いていきたいと思います。
戦後直後の日本の平均寿命は
1947年で男性が50.06歳、女性が53.96歳です。
これが最近のデータになると
2010年で男性が79.55歳、女性が86.30歳と
飛躍的に伸びております。
単純計算でも男性で約30年、女性で約33年
寿命が伸びている計算になります。
これがわずか60年程での変化と考えると
驚くような数値だとおもいます。
これには、戦後からの日本人の
健康意識の向上や
医療技術、システムの向上などの
要因が考えられます。
しかし、平均寿命と健康寿命の差を
見てみると、考えさせられます。
健康寿命というのは、簡単に言いますと
日常生活に制限なく「健康に生活出来ている」
期間ということになります。
この健康寿命は2010年のデータで
男性70.42歳(平均寿命との差は9.13年)、
女性73.62歳(平均寿命との差は12.68年)
つまり、不健康な状態や介護が必要な状態が
男性は約9年、女性は約12年あるということです。
この数字を見てどう思いますか?
もちろん、長生きできるようになった
医学の進歩は素晴らしいと思います。
しかし、それで十分なのでしょうか?
不健康な状態で生活している期間は
幸せなのでしょうか??
これは、人によると思いますが、
一つ言えることは、間違いなく、
「健康で長生きなのが一番理想」
ということではないかと感じます。
そのためには、国民一人一人の
健康に対する基礎知識と意識を
高めていく必要があるのではないでしょうか?
病気になってからでは遅いです。
つまり、普段の生活習慣から
一人一人が意識することが
必要になってきます。
これは、完全な自己責任です。
親のせいでも、友達のせいでも、
恋人のせいでもありません。
自分で健康についての知識と意識を高め
自分で管理していく必要があります。
しかし、「本当の健康」については、
まだまだ一般の方々が
楽しく学びながら実践していける
取り組み自体が少なく感じます。
私は、医療従事者ということもあり、
そのような活動をしていくことに
とても可能性を感じています。
その中でも大切なのは「食」。
「健康日本21」という
厚生労働省が発表した
取り組みの指針の中にも
食生活のことが挙げられています。
特に、私の地元の沖縄県では
食の欧米化が早い段階で
取り入れられていたので、
食の健康への影響は
とても感じます!!
個人的に感じているのは、
どのような栄養価を含むものを
食べているかではなく、
「どのような栄養として
体の中に入るか」が重要ということです。
「んっ?」と思う方もいると思いますが
詳しくはまた次回書きたいと思います。笑
こちらもよければどうぞ。
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