小中学生のためのネトウヨ話 -9ページ目

小中学生のためのネトウヨ話

今日本で何が起こっているのか?を小中学生にもわかるように解説するブログです。

ネトウヨとは「ネット右翼(うよく)」の略です。
逆の「左翼(さよく)」とネットの中から戦っています。

吉本興業の岡本社長の謝罪会見を前半テレビで見ました。

その後のネットニュースなどで、所属芸人の口を借りる形で批判的なニュースが流れていることもみました。

 

やはり「全員首にしてやる」「連帯責任で全員首」「録音してないだろうな」などのパワハラ発言が会見のキーになると思っていましたが、その対応を誤ったようで、結果会見は失敗だったかもしれません。

 

私ならどう言うかと考えましたが、それらの発言は「会社を守るためだった」というのが正解だったように思います。

 

「ダウンタウンさんのマネージャーから、社長という大役と吉本興業を任され、日々重い責任とプレッシャーを感じていました。そこに過去のこととはいえ、一部の芸人が、会社の知らないところで仕事を請け負い、それが反社会勢力であったことが発覚しました。

 

社長になってから、最大の危機と言え、会社を守るために毎日情報を集め、コンプライアンスの徹底や、闇営業の在り方、反社会勢力からの芸人の守り方などを弁護士含め相談していました。

 

そんな中で、社会に対する対応としては、世間の見方を見極めるため今は静観と方針を定めたのに対し、自分たちは謝罪したい、誤ってスッキリしたい、という意見に、では会社はどうなる、芸人だけでなくスタッフやその家族、多くの人間を巻き込んで誤った方向に向かってしまったら誰が責任をとるのか、と正直憤ってしまったところで、会社を守りたい一心からそういう発言をしてしまったのだと思います。

 

しかし、そう思ったとしても、やはりそれは言ってはいけないことでした。結果宮迫さんや田村さんの不信感を生み、それがああいう会見を開かせるに至り、そして他の芸人さんを不安にさせ、さんまさんや松本さんはじめベテラン芸人さんにご心配をおかけすることになりました。

 

そして何より、自分が一番恐れていた会社の危機をより大きくしてしまったのは、私の経営の力量のなさ、人間としての度量の小ささによるものだと思います。

 

それにより、ご迷惑をおかけしてしまったすべての皆様にお詫びをするべく、こうして直接皆様の前に出てきた次第です。

 

社長という職にしがみつくつもりはありませんが、私が社長としてふさわしくなく、もっとうまくできるという人がいるというならば退くこともやぶさかではありません。ただ、仕事を投げ出す無責任と言われるのも心外でありますので、許されるならば今回のような問題に対応できる整備を作り上げるまでは社に残りたいと思っています。

 

最後に、正直小さい人間の本音ではありますが、私が反社会勢力と関係があったわけではなく、所属芸人の、会社を通さない付き合いで起こってしまった不祥事に対して、最大限会社をまもるべく奔走していた中で、その問題を起こした芸人さんに、ついたまりかね投げつけてしまった言葉が、もう社長の資格がないまでのものであったのかは、今私の中で消化しきれていないものがあります。

 

それも含めての社長であり、こうして大問題になったのだから、結果だめだと言われれば、これはもう受け入れ、ただただお詫びするしかありません。申し訳ありませんでした。」

 

これを読み上げるのではなく、自分の口から自分の言葉で出たら、もう少し批判の少ない結果になったのかもしれないな、と思ったりします。