~前回までのあらすじ~
突然やって来たヤバイ転入生たちに三年四組はかなり戸惑いながらも
夢ではないことを受け入れ始めているのであった。
『先生~!私まだ自己紹介してないって!』
三年四組のみんなはまだ転入生が残っていることに気付いていたがあえて触れなかった。あきらかに1番面倒くさそうなひとだったからだ。
先生は少し無言になっていたが、すぐにまた話し始めた。
『え~っと、確か川村颯人だっけ?好きな食べ物は見た目からして全部だよね。』
クラスの中は一瞬だけ大爆笑だったが
すぐに静かになった。
『ちょ、何かってに自己紹介してんのよお~。私にも言わせてよっ。』
『・・・・・・・・・・・・』
クラスはかなり静まりかえった
やはりオカマだったのだ。
しかし、騙されない。こいつは絶対にオカマキャラを演じている。だがこのクラスでそれに気付いた人は自分だけなのかもしれない。
こうして最悪な日々が始まった。
~次の日の朝~
『キーンコーンカーンコーンキーンカーンコーン』
爽やかなチャイムが鳴り響いた。
先生、『では、日直の人…問題です。』
『3‼』
『なかなかやりますね、。はい、じゃあ号令お願いします。』
『気を付けー。鎌倉幕…』
『1192‼』
『くそっ。令。』
『おはようございまーす。』
いきなり転入生の小笠原凌と先生のどうでもいいクイズ対決と気の抜けたあいさつで一日が始まった。
問題を言う前に答えられるなんて
頭が良いんのか馬鹿なのか。
佐々木龍生が
『先生ー川村颯人と菅野明日とがいないでーす。』
その時、後ろのドアがあいた。
『ガラガラガラ。はぁ~、はぁ~』
あきらかに疲れきった様子で川村颯人が入ってきた。
先生、『遅れた理由は?』
と尋ねるとすぐに答えた。
『だからあのミルクティーのパンジェンシーが七秒後に…』
『もういいです座りなさい。』
やっぱり変な転入生だったのだ。
ミルクティーの最高の褒め言葉を
こんなやつが使っていいのだろうか。
こんなやりとりをしているうちに
教室の前のトイレから水の流れる音がした。
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