今回、初めてテレビCMの字コンテにチャレンジ
テレビCMは、初めてだったので、どうやって作るの?どうやって表現するの・・・?なんて思いながら、
見よう見まねでつくり上げました。
絵コンテではなくて、字コンテだったのが唯一の救いでした。
試しに絵コンテを描いてみたら、酷過ぎる絵になってしまいました。
しかし、文字だけで、表現する難しさも楽しさのひとつですね
企画意図について
「企画意図」について気にしている人が結構多いようですね。
「企画意図」ってかなり重要なのかも・・・。
ちゃんとしたコピーには意図がある。
ただ、言葉を生み出すだけではコーピーにはなれない。
意図のないコピーは、ただの言葉である。
企画意図は殆ど読まれないので簡単に書く人も多いようだ。
確かに莫大な作品数を審査する審査員。第一審査では読まないにしても、審査が進んでいくうちに読んで判断する場合もあるはず。
2次審査あたりから参考に使われるのかな・・・?(2011年では全33万作品以上)(第一審査を通過するのは、わずか2%とか・・・。)
折角、最高のコピーを書いても企画意図がハッキリしていないと、ただの言葉として終わってしまう。
例えば、最終審査で2つの作品が残った場合、企画意図が、よりハッキリしている作品の方が選ばれるのではないかと思う。
しかし、書く人間にとってはかなり大変だ
企画意図を書いた後で読み返してみたら、コピー自体と全くかけ離れた意図を書いていた。
意味が全く通じていない文章だった。
本当にコレで審査員に通じるのかな?と心配になったりする。
他の文章の方が良いのでは・・・と思う。
そして、時間の無駄。
企画意図を考えたり書いてる時間があったら、ひとつでも多くコピーを考えたいはず。
50課題で全1500作品コピーを作るだけでも相当大変な作業。その上、企画意図まで明記しなければいけないなんて、一般人の精神じゃあまず耐えられない
企画意図を簡単にし数撃ち勝負するか、企画意図を明確にしてじっくり勝負するか。
もしかして、審査員は、コピーと企画意図を照らし合わせて、表現力も探っているのかも・・・
ただ、語彙を並べて、言葉を作っても意味不明の表現では仕方ない。
とにかく、作品を作るだけでも大変な作業ですが、コピーも企画意図も書いたら1~2日は置いて置くってことも大切。
大量のコピーを考えたりノートに記入している間に、頭の中が混乱してきたり、ストレスが溜まっているので正しい判断が出来る訳がない。
このような状態で書かれたコピーや企画意図が正しく書かれないのは当然です。
気分を一新したあとに、読み返してみると、意味不明な言葉や誤字脱字なども見えて来たりします。
時間を置いたあとに読み返してみたら、この言葉の方がいい・・・。
新しい言葉の表現が生まれた・・・
ってこともありますからね。