さてさて


大昔にいた釈迦の弟子に

周梨槃特(しゅりはんどく)という男がいました。


彼はすごくバカだったそうです。

ほかの弟子ができることが彼にはできなくて、

ひとつやればひとつを忘れると言っ具合に


周梨槃特は釈迦の修行を辞めようと

釈迦と話したそうです。

すると釈迦はホウキとチリトリを持たせて

「今日からあなたの修行は掃除です。」

と言ったそうな。


釈迦は、こうも言いました。


「掃除の時はチリを払わん垢をのぞかんと言いながらやりなさい」と


周梨槃特は言われるがままやったそうです。

ただ彼は物忘れが激しいので掃除をすれば言葉を忘れる言葉を唱えれば掃除は疎かに


でも彼はずっと続けたそうです。

(長くなるので端折りますが)

彼はそれで悟りを得たそうです。


占いにも同じことが言えます。

仏教的に言えば煩悩

占い的に言えば弱いところをどう強化するのか?


自分を知ることで悟り

(ここでは開運のこととします。)

を得られるのです。


十干術ではその人の深層心理に

触れることができます。


それゆえ弱さを知ること、

強みを知ることができるのです。