選挙である。
解散のタイミングがインフレに対応していないとか、政治とカネの問題が解決していないとか、野党は政府批判のボルテージを上げるのであろう。じゃあ、何をするのかというのが必要だ。
目先のことだけでなく、大きな戦略も必要だろう。かなりラフなものだが、論じてみたい。
1) 憲法改正
9条改正に反対するのは、現実的とは言えず、政権担当能力にも疑問符が付きかねない。これは飲んでも良いのだろう。そして与党に、24条の改正を代わりに飲ませれば良いのではないか。9条と同じく、明確にするということで「両性」という単語を削除して、同性婚を認めればよい。また、民法750条の夫婦同姓についても、24条の婚姻の自由を明確化して、廃止する方向に持って行けばいいのだろう。夫婦同姓は、明治以降の話であり、伝統的な家族云々ということではなく、むしろ明治の国家主義が反映されていることを広く説く努力を夫婦別姓推進者がしてきたとは到底思えない。
緊急事態条項については、停止される人権、三権分立を限定する必要があろう。また、緊急事態条項を入れるのであれば、代わりに7条解散についても改正をして、何らかの制限を設けることを考えたらどうか。ただただ、反対しているだけではダメで、攻める姿勢も必要だろう。
2) 安心・安全
排外的な主張とそれを否定せず実質的に同調する論調がまた出てくるであろう。きちんとしたデータを示すことが重要。法務省のデータによれば外国人犯罪は増加しておらず、外国人の増加を考えると、割合としては大きく減少していることが示せるはずだ。そのうえで、トクリュウ等の犯罪、これは日本人がメインのことが多い、について安全・安心を守る必要がある。これは格差社会が一つの原因となっていると考えられ、この点について様々なアカデミアの分析をもっと利用していく必要がある。白昼、銀座で宝石強盗があるような国のどこが安全なのか?目先の治安対策と、中長期的には格差による犯罪を減らしていく、これについて富裕層もバカでなければ反対しないのではないか。また、外国人労働力を制限した時の、人手不足をデータとして示す努力をもっとすべき。
そうした議論の流れにおいて、税と社会保障の改革も論じていくべきであろう。
3)ポピュリズム
排外主義のほかに、」「エリートV庶民」という対立軸がある。最近は下火になったらしいが財務省解体デモとか、安倍政権からの財務省批判はそうした意図が色濃い。しかし、本当のエリートは世襲議員ではないか?今の首相は世襲ではないが、世襲議員は非常に多い。ただ、職業選択の自由はあるのであるから、例えば三親等以内は同一選挙区からの立候補を認めないとかそういう対応があっても良いのではないか。これは、選挙制度改革の際に、あいまいになっている後援会の相続の際の税務取り扱いとともに、まな板の俎上できちんと公開の議論をすべきものであろう。世襲議員は、一般庶民の感覚はないし、味方とは言えないだろう。
素人がざっと考えて、これだけの大きく重要な論点があるが、野党はあまりに不勉強で何をしているのだと思わざるを得ない。猛省して奮起して、政治にいい意味での緊張感を取り戻して欲しい。
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