イラク戦争が始まったときに、いち早くアメリカを支持した小泉首相。

僕はそのとき、車のラジオで彼の演説を聞いた。


今回の安保法案の成立には、その時と同じ匂いを感じる。

アメリカの武力に庇護されている日本という国を守るために、安保法案を成立させることは、

当然のことのように思われるという考え方も一応理解はできる。

しかし、世界に誇れる平和主義憲法に違反している可能性がある法案を、なぜ性急に通すのだ?

日本を普通の国に!という意見があるが、普通の国って一体なに?


僕は、日本国憲法は世界で一番進んだ法律だと思う。

わざわざ過去に遡るかのような安保法案の成立は、アメリカとのお付き合いでしかない。

日本は武力を使わずに、交渉力で世界の平和に貢献すればいい。

他国が、根拠なく日本を攻めてくることなどないからだ。


戦争が起こる原因を、

『自分で何もせず、人に指示をするだけの人間が存在する限り戦争はある』

と分析したのは、シモーヌ・ヴェイユだが、僕もそう思う。


アルバトロスを探せ!第7章の執筆をはじめます。



ryu