溜まりきってしまったあの人のこと | 高田龍の《夢の途中》

高田龍の《夢の途中》

気がついたら、72歳に成ってました。
今までずいぶんたくさんのことを書いて来ました。
あと何年生きられるのか判りませんが、書き続ける事が生存確認でも有りますし生存証明でもあります。
宜しくお願い致します。

何がそんなに溜まってしまったのかと、皆さんは思うのだろうか。
それを話す前に、私がこのブログを始める時に、自分に課したことが有ったのだが、それから話したいと思う。

まず、政治関係の話題は控える。

相手を特定出来る人の悪口は言わない。

この二点が、私の決めたことだった。

それでも中々この二点を守るのは大変だった。

政治に対する不満や絶望感を文章にした事も何度かあるし、特定の人物の悪口になることも何度か書いてしまっている。

戒めなくてはならないと思う。

しかし、今回書くことは、政治にも悪口にもなってしまうので、最初に断っておこうと思う。

前置きが永くなってしまったが、本題に入ることにしたいと思う。

話題の人物のツイッターをはじめネットでは、しばらく炎上気味だったようだった。

それも鎮静化したようだ。

昨夜もテレビで同じような発言をしていたが、言葉を選びながら、静かに話していた。

この人は世渡りが上手だなぁと思った。
自民党が議員の扉を一般の人達に開いた頃、彼は選ばれて国政へ。

マスコミもう彼に注目し、テレビにもよく出ていたようだった。

彼もいろいろ話したんだと思うし、きっと話したろう。

しかし、メディアが取り上げたのは国政対する彼の思いではなかった。

取り上げたのは、『料亭に行ってみたい。』
『BMが欲しい』などの驚きの発言を連発した。

多分、もっと真面目な意見や政治的な意見も話したのだとは思うが、メディアは挙ってこの部分だけを報じた。、

当時の彼を、軽薄でバカな若者としか思えなかったのは私だけではなかったろう。

あれから10年くらいが過ぎた。

いや、もっとかも知れない。

今の彼は、何歳になったかは知らないが、颯爽とテレビで活躍している。
中々の博学で出演番組も多い。
きっと人気もあるのだろう。

その彼が、沢尻エリカの薬物事件の時のこと。

日曜日のある番組で、薬物事件で逮捕されている芸能人の芸能界復帰や作品のお蔵入りについて語り合った時だった。
時節柄、沢尻エリカについてが大半ではあったが、女優としてのして将来性等々、罪を償ったあとは復帰して女優を続けるべきだし、チャンスを与えるべきではないだろうかという意見もあった。

すると彼は、周囲の人がたじろぐ程の勢いで自論を展開、社会から抹殺して然るべきだと言わんばかりの強固な姿勢。

沢尻エリカにフラれでもしたのかと思うほどムキになっての発言。
そして擁護派の芸能人な対して、『なんでそんなこと言うかなあ、テレビに映ってるんですよ。そんなこと言うのはおかしいって。』

私に言わせれば、『オマエがおかしいんだよ。』
と言いたいところだった。

初当選を果たしたあの頃、料亭だのBMWだのと言って、国中の敏粛を買ったことが思い出された。

覚醒剤の常用も問題だが、国政の施政方針(❓)
をとんでもない感覚でぶち上げた彼のことを、私はどうしても、まともな政治家には思えなかった。

私には、愚劣な青年にしか見えないのだ‼️