当たり前のこと | 高田龍の《夢の途中》

高田龍の《夢の途中》

気がついたら、72歳に成ってました。
今までずいぶんたくさんのことを書いて来ました。
あと何年生きられるのか判りませんが、書き続ける事が生存確認でも有りますし生存証明でもあります。
宜しくお願い致します。

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国会の様子をテレビで、ちらっと観た。

今年、世間で最も注目された元官僚の人が、参考人の様な立場で呼ばれていた。

その彼の発言が少しだけ聞こえたが、今の日本の省庁では、こういう人を 好ましくない人物、危険人物と見るようだ。

今の民主党政権は、結局彼の進言に耳を貸そうとはしなかった。

そうしていれば、民主党政権の支持率も上がっていたのではないかと思う。
ちなみに、元官僚の発言の要旨は、国の財政が破綻するかと云うような逼迫した現在、更に震災後の復旧状況、原発事故により拡がり続ける放射能汚染と天文学的単位まで膨れ上がった保証額。
いわゆる、アウトの状況の日本なのである。

その付けを、長引く不況を懸命に堪えながら健気に生き抜く国民に更なる増税を依頼する時に、年収二千万円を超える高給取りの役人の為に、都心なら六帖一間も借りられ無いような金額の家賃で高級マンションと見紛うばかりの社宅を建設しようとする感覚。
被災地では、仮設住宅の居住環境の悪さに堪えながら、東北の厳しい冬を迎えようとしている多くの人々もいる。

このような状況下で、そんなことを考え出すこと自体が異常神経としか云えない。

そんな内容だったと思う。
当然と云えば当然の話である。

今の世の中、常識や正論を声高に語れば、異端の人と指差され、社会から抹殺されようとする。

それでも、この元官僚の様な人達が、政財界に限らず、あらゆる分野に登場して来ると信じよう。
仏典に説かれる、ガンジス川の砂粒の六万倍という想像すら出来ない膨大な数の『地湧の菩薩』が 大地を割って躍り出て来るという逸話は、無名の庶民たちの中から、世界の平和、社会の安穏の為に粉骨砕身する人々が正しい哲学と思想を携えて活躍する時代の訪れを預言しているのだから…。
きっと、この混沌した世界の夜明けは近いと、声を限りに叫びたい。