高田龍の《夢の途中》

高田龍の《夢の途中》

気がついたら、72歳に成ってました。
今までずいぶんたくさんのことを書いて来ました。
あと何年生きられるのか判りませんが、書き続ける事が生存確認でも有りますし生存証明でもあります。
宜しくお願い致します。

 よ〜しッ、書くぞ!
と、意気込んではみたものの、夜が明けてみれば何を書いたら良いのか、まったくそれが浮かばない。

そんな時に、ふっと浮かんだのが昔の思い出だった。

ずいぶん時間が過ぎてしまったが、まだ西暦二千年になる前の事だった。

何度も、過去に書いたことがあるので、そこをもう一度とは思わないが、あの阪神淡路大震災の起きる数ヶ月前の事だった。