最近の選挙のありかたについて疑問がある


民主主義における選挙にとは、間接選挙であるため


国民が望んだマニフェストを持っている政党が当選する


逆に言えば、政党は国民にうけがいい政策をつくる


実際それで票が集まれば、国民の意見を反映しているということになるので


民主主義としてはなりたっているのだ


しかし、はたしてこれでいいのだろうか?


票を投じている国民の多くは無知である


つまり、一見して自分たちや国家に利益がありそうなことに投票する


国家財政が破綻しそうなのに、高速道路が無料化したり、消費税率を上げなかったりするのは

国民のウケが良いからだろう


こんなその時だけ国民にウケる政策ばかりやっていてはいずれ崩壊するだろう


国民は賢くなるべきである、たとえば犯罪に<時効>という制度がある


時効は一定の期間がすぎれば、その罪はなくなる(というより捕まえられなくなる)という制度だ

こんな制度なくすべきだ、被害者の気持ちになってみろ、罪は何年たっても許してはいけない

こんな一見まっとうに思える言論によって、時効制度はなくなってしまった


なぜそもそも時効という制度があるのか考えなかったのだろうか

意味なく作られたと思ったのだろうか

この問題に関しては国会議員も無知ばかりであって廃止になった


無知な国民の一般的(周囲にながされた)感情によって国家の政策が決まっていく

非常に恐ろしい



当初、紀元前においてギリシャでは民主主義であった

しかし無知な国民のせいで政治がうまく機能しなかった


世界史において哲人政治がある

これはアリストテレスが唱えたもので

無知な国民たちが政治を動かすよりも、聡明な哲人たちだけで治めていくのが良い政治だというものだ

これはうまくいけばまさにその通りである

経済や法、金融、国際情勢など様々な分野に詳しい哲人たちだけで

無知な国民たちの意見・賛否など聞かずに政治をしていけばいい社会になるだろう


しかしこれは独裁につながった

そして知っての通り、世界は再び民主主義に向かった


世界は民主主義と独裁を繰り返している

おそらくこの世界もこのまま腐敗していけば、やがて哲人政治に移行するかもしれない