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 NHKTVの「クローズアップ現代」で、人口減少と高齢化に伴って、町をコンパクトに!という提案がなされているにもかかわらず、なかなか上手く進んでいないという現実がある ということをやっていた。     
 わが岡崎でも、かっての街の中心部には空き店舗や空き家がでて、住宅地は郊外に広がっている。                  
 「クローズアップ現代」によれば、インフラの費用は 郊外にインフラを作った時は中心部に作った時の80倍になるという。(どこの都市かは聞き洩らした)                       
 このご時世、どこの都市でも財政支出を減らしたいと考えているのであろうが 、行われていることは間逆で、なぜ、こんな山奥の辺鄙な所にニュータウンを作るのか?と疑問に思うことが、岡崎でも行われている。                              
で、伊賀川の件。川の流域で豪雨が降って住宅に浸水する。少し前まで、そこには住宅が建っていなかったのに いつの間にか建物が建った。ここに建っている建物を、これから先、何十年か かけて、町の中心の空き家を(やがては空き地になるであろうから)代替地にして 移住させることを考えたらどうだろう?               
 山の中の辺鄙な土地には医者もスーパーもない。90歳になって車が運転できなくなったら、そこには住めない。そんな所に住宅地を開発するのは間違っている。                      
 政治家やゼネコンにお金が入るためにそんな所を開発するとしたら、市の財政がますます ひっ迫し、自分の首を絞めることになりかねない。                                
 我が町を身の丈に!これは行政の最大遂行事項だと思う。