京都でお世話になりました 元タクシー乗務員の内緒話 -46ページ目

京都でお世話になりました 元タクシー乗務員の内緒話

京都の元タクシー乗務員が運転手時代の話から時事ネタ、プライベートな話まで好き勝手に語ります
ワガママ気まま人の意見は気にしない空気は読まない私なので何が飛び出すかはわかりませんので…

新人用の営業所に配属された三ヶ月が経ち、やっと普通の営業所に配属されました

私は伏見区にある営業所へ

ここなら大阪からでも通勤できます

さすがに新人用の営業所と違い、ベテランの方やらみなさん仕事慣れした感じです

この営業所にも夜勤専門としての配属です


一般的にタクシーといえばクラウンやセドリックといった中型タクシーが一般的で小型タクシーは少ないんですが、京都では小型タクシーが一般的で中型タクシーは高級なタクシーという認識になります

これは京都の道が狭いと言う事と関係していると思います

うちの会社では中型タクシーはハイヤーと兼用で使います
行灯や空車表示の部分、スーパーサインと言うんですが、マグネットで止めてあるだけで簡単に外せます

高級感を出す為、あのタクシーの白いシートカバーはしていません
シートカバーはあくまでもハーフサイズの物です

自動ドアも付いていません

変なタクシーでしょ(笑)

ちなみにハイヤーとは何か

以外に知られていませんが、簡単に言うと予約して頂いた車を契約料金で請け負う車です

ハイヤー仕様の場合はほぼ貸し切り料金です

中にはとんでもなく高額な料金の時もありますが…


新人は当然ですが、ほとんどの人は小型の乗務員になります

中型はしっかりとしたベテランが選ばれています
台数も少ないですし

乗りたいといっても会社やベテランの乗務員が認めてくれないと乗れない車です

専門的な仕事が多く、お客様の層も変わるし、会社も中型乗務員に対しては見方が違います


わからない事があれば中型の乗務員に聞けと言われました


もう一つ、うちの会社は一車二人制といって、一台の車を夜勤と昼勤との二人で会社から任されます

この人達は本務と呼ばれる乗務員です

それ以外の乗務員は代務といって出勤するまでどの車に乗るのかわかりません

本務さんの休みの車を稼働させる為の乗務員です


新人の私は小型タクシーの代務からのスタートです

三ヶ月乗務して少しは慣れてきたのかこの頃は楽しくて仕方がありませんでした(笑)

ただ、営業所に帰ると一番下っ端なので先輩達にも気を使い、洗車も含めやらないといけない事が多くあり、けっこう神経を使いました


この営業所に配属されて、ひと月程経った頃だったと思います

中型研修があるから受けてみないかと声が掛かりました

この研修を受けたら中型を運転できると言うだけで、乗務させてもらえる事とは別の話です

一応受ける事にしました

大ベテランとの座学、そして実地研修です

ここでいろんな事を学びました

その時の大ベテランの一人はもう退職されましたが、うちの会社の生ける伝説の方でした

この時をさかいに、私は新人から加速度的に中堅クラスの乗務員へと進化していきました

退職するまでここで教えて頂いた基本的な考え方は常に私の心にありました

今でもあの生ける伝説(笑)にはとても感謝しています