タクシーに乗っていて気づいた事なんですが、いつも売り上げをあげている人は同じ顔ぶれです
また、売り上げの低い人も同じです
真ん中の人も…
私は上の中くらいでした
毎月売り上げを張り出されるので誰がどうなのかまるわかりです
同じ動きをして同じように仕事をしていても売り上げ順位はほぼ変わらないんです
不思議です
何かが違うんでしょう
私はこういうのも 感 を持ってるかないかの違いだと考えていました
そして、私個人の事なんですが
例えばですが流しをメインに、一日九時間働いて毎日の売り上げ平均が、三万円だとします
月に二十五日したら七十五万円くらいの売り上げになります
夜の仕事のピークは十一時くらいから深夜二時くらいの間です
メーターも割増料金になりますし、売り上げがぐんと伸びる時間です
こういう条件の中での仕事になるんですが、例えば十一時迄にたまたま上手くつながって一万五千円程の売り上げができたとします
単純に考えたなら四万円以上の売り上げも狙えます
しかし、どういう訳か、約八割はこの後に大不振に見舞われ結局三万円程で終わります
残りの二割は上手くいくのですが…
そして、上手くいった売り上げでさえもたまに訪れる売り上げがどうしてもできない日のおかげで月平均に近づいてしまいます
また、十一時迄は大不振でほとんど売り上げができない時には逆の現象が
朝方迄大不振が続いたとしてもなぜか朝方にビッグヒットが…
なぜか一日の平均の前後に収まるんです
売り上げの良い人は良いなりに、悪い人は悪い人なりにみなさんどういう訳かそうなります
ちなみにワザと前半サボったとしても、終わってみればちゃんと収まります
一日中サボれば話は別ですが(笑)
これは昼勤のタクシー営業でも同じでした
まるで最初からストーリーが決まっているかの如く、それぞれの乗務員の一日の売り上げ平均は変わらないんです
これって不思議だと思いませんか?
この話はよく後輩達にもしました
売り上げが悪くてもあせるなと…
目先の売り上げじゃなく、感覚を身につける努力をしろと…
どんな感覚かって?
まず考え方や見方を変えないと
そして、経験を理屈ではなく体に落とし込む事で無意識に最良の選択ができるようになる事
例えば
今の時間から三十分すればある病院の看護師さんが帰宅する時間になります
チケットをもらったはるので必ずタクシー利用される人がいます
でも、それは三十分後
今の位置から十分で行ける
休憩時間をもう消化している
ならば、その二十分は郊外の幹線道路を円を描くように流して市街地に行くお客様を探しながら二十分後にその病院へ到着するようにする
少し遅れても大丈夫
遠い所まで帰る人の方がゆっくりめに出て来られる事が多い
こういう情報を一瞬で判断して体が自然とその行動をとります
上手くいけば一回実車になってからまた看護師さんで実車になります
ダメでも看護師さんで実車になります
お客様が乗ってくれた為に病院に間に合わなかった
実車になっている訳ですからいいじゃないですか
もしかしたら遠目のお客様かもしれません
売り上げはこういう行動の積み重ねで差がつくんです
一日で千円違うだけでも月で二万五千円も変わる訳ですから
同じ道を通るのでも通り方と注意する場所が違うともう差が出るんです
例えば
祇園では常にタクシー渋滞が起こっています
当然、路地の奥まで目をやります
服装などで行き先をほぼ特定できる人もいます
帰りそうだと判断したらスピードを調節してその方とドンピシャのタイミングにします
また、常に窓を開けて外の会話や音が鮮明に聞こえるようにしておきます
その人の会話からタクシー乗るのか判断したり、靴音で暗がりから人が出て来るかもと判断したり、もしかしたら乗車してくれるかもしれませんし
また、一瞬のアイコンタクトでも判断します
私の車を見た瞬間のほんの一瞬のリアクションでも…
面白いでしょ(笑)
そして、その積み重ねが売り上げの差になります
元々持ってる人はいいですが、身につけるのは安易ではありません
だいたいの感じですが、うちの会社の夜勤で普通の会社に負けない給料を貰っている乗務員は三割くらいだと思います
残り四割がまあまあ、残り三割が、何してんの?っていう感じだったと思います
給料が歩合制の為にとても差が激しい給料体系でした
また気が向いたら書こうと思います