夜勤時代の話です
京都だけではないと思いますが、年に数日タクシーがなくなる日があります
本当はタクシーはどこの会社も満稼働なんですが…
それは忘年会シーズンの週末
祇園界隈を中心に夕方からは普段にもまして凄い人です
また、河原町通り、御池通り、烏丸通り、四条通りで囲まれた一帯も祇園祭りの宵山かと思うほどの人です
京都の冬の一番熱い日です(笑)
夕刻の時間でも普段は沢山いる客待ちのタクシーは殆どいません
うちの会社でも郊外に行くと、GPS配車が止まりません
普段から夕方はいつもこうなんですが、おそらくうちではさばききれないお客様が他者さんにかなり流れている筈です
ホステスさんも普段よりかなり多く出勤されています
そして…
夜の十時を過ぎたあたりから凄い事になります
まず、先ほど書いたエリアや祇園などに行けば、すぐに手が上がります
GPS配車ではうちの専用乗り場へ入れとの指示が入りますが、それよりも先にお客様がご乗車になります
そして、お供終了とともにトンボ帰り!
即、実車!
言葉は悪いですが、ちぎっては投げという感じで休む暇もありません
そして
深夜の一時くらいからは京都の街は大変な事になります
電車がなくなると遠方に帰られる方が増えるのでタクシーは、なかなか市内まで帰れなくなります
そして、早朝から仕事をしている他社さんも車庫へ行っていかれたりするのでタクシーが街中から消えます
街中は人で人で溢れ帰っているんです
使える交通機関はタクシーしかないんです
でも、街中からタクシーが消えるんです
タクシーをなんとか拾おうと何キロも歩いた経験のある方、もし、このブログ見ていたら知っていますよね!(笑)
そして、なんとか街中に帰ってきました
私達に映る光景
おこらんといて下さい
まさに大量のゾンビです(笑)
凄い人の集団が車道まで溢れて血走った目で手を上げはるんです
タクシー一台しかおらんのに数十人の人が手を上げはるんです
みんな必死です
どこに止まったらええねん!と思うんですが、とりあえず一番近いお客様のとこへ…
しかし、ここでお決まりのあれです
俺が先に止めたんや!
私の方が前から待ってんねん!
諦めきれない数人の方の口喧嘩が始まります
そして、なんとか一組のお客様がご乗車になります
私が出発する時のみなさんからの殺気溢れるあの視線はなかなか強烈でした
でも、たまたま女性グループにご乗車してもらったりしたらそれこそ大歓声に迎えられヒーロー扱いされたり(笑)
たまにはいい時もあります(笑)
タクシー難民で溢れかえっていた深夜の京都の街
今でも覚えています