夜のタクシー営業 | 京都でお世話になりました 元タクシー乗務員の内緒話

京都でお世話になりました 元タクシー乗務員の内緒話

京都の元タクシー乗務員が運転手時代の話から時事ネタ、プライベートな話まで好き勝手に語ります
ワガママ気まま人の意見は気にしない空気は読まない私なので何が飛び出すかはわかりませんので…

京都の夜のタクシー営業には各社共通の暗黙のルールがあります

客待ち時の並び方や、実車(お客様が乗った車)最優先とか…

特に祇園界隈では道の走り方なども決まっていて覚えるのに大変です

うちの会社は他社さんからは嫌われ者でしたが、うちの車を待っている方が多くわざわざうちの車が来るまで待って手を上げて下さるお客様が沢山おられました

よけい嫌われますよね(笑)

ただ、私は今でもくだらないひがみだと思っています

うちの会社の変な嘘話を流したり、確かにタクシーの運転手って程度の低い人が多いです

うちの乗務員は接客への意識が高く、そこを評価されている訳です

だから、そんなガラの悪い事してたら嫌がられて当然やろといつも思っていました

よくタクシーの運転手をバカにした話を聞きますが、確かにわかります

ただ、うちの会社に限らず凄い運転手もいます

運転、接客、知識、すべてに一流の乗務員

そういう方達は自分で選んでこの業界にこられてます

別に他の業界にいても一流の方達です

後に私に観光知識をいろいろ教えて下さった先輩もある会社の取締役

学生時代を過ごした京都で観光案内がしたくて、早期退職された方でした

実家はお寺で住職になる資格も持たれていました

奥様に最初に話した時に、なんでタクシーに!
と、泣かれたと笑っておられましたが(笑)

その方いわく、タクシーの運転手をしたい訳ではなく、京都の観光案内がどうしてもやりたいと説得したそうです

私も観光課の乗務員を目指して入社しましたが、夜勤の給料についつられ…

この先輩は人間的にもとても素晴らしい方でした


夜勤時代の私は祇園をメインに流していました

ここからは長距離のお客様が沢山いらっしゃいました

ここから、大阪、奈良、滋賀、福井、兵庫方面、私の最高は名古屋、姫路くらいかな(笑)
そして、長距離の頻度ですが、二日に一回以上は軽くありました

ちなみにうちの会社は東京、新潟、福岡あたりの音声配車がけっこうありました

ウソみたいな本当の話ですが…

また、大阪や神戸方面からの帰りには大阪、特に北新地、南あたりから京都に帰る方もおられる訳ですからうまくいけばかなりの売り上げができます

大阪のタクシーは京都の地理があまりわからないし、京都の独特の言い回し(上がる、下がる など)が理解できないので、京都のタクシーに乗りたいので、無線で呼ばはるんです

うちの遠方OKの乗務員はなかなかのものですよ!

大阪であろうが、どこであろうが地図も見ないしましてカーナビに頼ることもなく行きますから(笑)

私もそのくちでしたが(笑)


お客様に支持される、乗車回数が多い、道も覚える

と、いうことで必然的にそうなっていくんです

あと、感です

無責任に聞こえるかもしれませんが、この感は百発百中です

なんか自慢に聞こえますが、タクシーの運転手は職人技なんです

言わば町工場の手仕事と同じで売り上げあげる人は皆、感の鋭い方なんです

もってるかもってないかがある種の分岐点なんです

私はこの事を身をもって体験しました

次回は売り上げの不思議について書こうと思います

今日の話の延長線上の話になりますが、この話はおそらく生まれて初めて聞く話だと思います

そして、別にタクシー以外でも同じではと思っています