彼は信じやすいのか…


ただ単に
ダマされやすいのか…



でも彼は昔からそういう所はあったんです。


良く言えばピュア

悪くいえばバカ正直



「車が欲しいから見に行こ」

そんな一言で某インチキ中古車情報誌に載っていた

ベンツ ゲレンデを見に

彼と東京の車屋へ行きました。



その車屋は雑誌で見るよりはるかに在庫車は少なく

雑誌に載っていた車も

「つい先日売れちゃったんですよ。」

と怪しい雰囲気。


それでも彼は

「試乗していいですか?」

と当初欲しがっていた白や黒ではなく

小汚いシルバーのゲレンデに試乗。

後ろ座席に乗った自分は目が点!!

助手席のシートの後ろはビリビリに破け

内装もお世辞にもキレイとは言えない。


それでも彼は
「味があっていいですねぇ」

とか意味不明発言ビックリマーク


東京までわざわざ出てきたってのが彼をそうさせたのか

話はトントン拍子で進み

契約書の段階へ


そこでまだ彼は当時未成年だったため

親の名義とかローンの事とか一悶着あって


結局車は買わなかったんだけど

後から聞いた話だといくらか店に払ったらしい。


無念。




それから数年後


またその彼が車欲しいってんで


一緒に見に行きました。

自分はまた目が点!!

そこにはひときわ目立つリフトアップされたコテコテにオフロード仕様にいじられたデリカが。


「あれいいじゃん!!


彼は一目散にそのデリカのもとへ


またまた目が点!!


「あ、あぁ… い、いいじゃん。」


「やべービックリマークこれチョー欲しい!!俺買うわ!!
すいませんビックリマークこれください!!


目が点!!




それから間もなく彼はほんとにそのクルマを買い

音だけ聞けば20トン超のダンプが走ってきたのかと思うくらい

爆音のするタイヤでそこら中を走り回ってました。

タイヤがあまりにデカいためオーバーフェンダーが邪魔で

後ろのスライドドアがうまく開かなくてもお構いなしビックリマーク

クニスが強引にフェンダー引っ張って開けようとしてドア壊してもお構いなしビックリマーク



爆音を響かせながら

今日もデリカは

走ります。


アツオの夢を乗せて。



こんなんなっちゃった!!


目が点!!




おしまい。