
もしかして これから来るとか 
日が上り、そして沈み
月が満ち、そして欠け
皆既日食
次は26年後だって…
星座や天体をあまり上手に見つけたり、見分けたり出来ないので(・・;)
そのもの自体がどうと言うより…
26年後…
71歳になった自分は
いったいどんな気持ちで
どんな状況で
空を見上げることになるのだろう…
そんなことを考えた日
てか…そもそも生きてるのかな![]()
その1: 「官僚たちの夏」(TBS系)
重い…![]()
いきなり重いやつからいっちゃったけど…
たしかに重厚なキャストと大きなテーマをもった良い作品だと思う。
官僚=エリート、閣僚など政治家に近い、権力を持っている…
そんないろいろなイメージの中で、確かに努力を実名を持って評価されることは少ない存在なのかも知れない。
むしろ役人=悪いイメージ が自分の中に少なからずあったが
言われてみれば、(こと通産省でいえば)戦後日本の復旧そして産業大国として大きな躍進を遂げられたのは
決して政治家だけの力である筈がない。
「名もなき男」達のこうした尽力という土台があって、いま当たり前に地デジだ、カーナビだ、パソコンだ、ケータイだと、そういうものが身の周りにある国に、環境にいることが出来ているのだろう。
並大抵の努力ではなかったであろう。それがなくば、ともすると日本は教育環境も生活水準も今より遥か下の国家であったかも知れない…
フィクションでありながらも、時代背景を丁寧にリアルに描写するなかで、まるでプロジェクトXの様な感動秘話まで言わないけど、経済発展の歴史をあからさまにしてゆく、そんな地道な作品だ。
重くいけど 見応えはある。
ただ…他の楽しめるタイプのドラマと違い「来週はどうなっちゃうの?」というワクワク感はない。
仮にHDDに録画しておいて、見てないのが何本かあった時「まずこれを見よう!」ってはならないんだな![]()
もひとつは…
当然年齢層の高い人をターゲットに捉えてるんだと思うケド
大河ドラマのすぐあとに民放まわして見るかなーって心配
家族で過ごす休日の晩なら「紳介の行列」とかなんじゃ?と
ま作品の良し悪しと、視聴率は必ずしも比例しないので、今後の展開に期待したい。
その2: 「コールセンターの恋人」(テレ朝系)
意外にも(といっては失礼だが…) 1話、2話と 泣ける作品だった。
そして テレビショッピング業界 という着眼点もなかなかいいと思った。
ミムラ演じる「アオキョー」を中心にお客様相談窓口の面々が実にいい。
ケータイも通じない千葉の果て(実際は勝浦)の海辺の町で
東京本社の思惑に振り回されながらも、したたかに そして人間らしく
商品のクレームに対応する中で、その消費者を取り巻く背景や人間模様、心のケアをしているスタッフ
実際には「コールセンターでいちいちそんなことをしてたら体もたねーよ」みたいになってしまうのかも知れない…
だからドラマなんであって、だからいいのだ。
現実味がないっていうならドキュメンタリーだけ見てりゃいい、文句あるならドラマなんか初めから見なきゃいい。
自分自身何度かそういった窓口に電話をした時、文句だけを言うつもりでかけたんじゃないのに、もしこれが貴方自身ならどんな風に思うんだろうかとか、どうしたらいい解決策があるかを話したかったのに…
マニュアルどおりの対応しかされず、本当の気持ちを汲み取ってもらえなくて歯痒い思いをしたことがある。
反対に一度だけ嬉しかった事もあった。
会社で使っていた古いデジカメ(当時乾電池式)の電池ケースの蓋のツメが折れてしまい、重みで電池が落ちて電源が抜けてしまい使い物にならないということがあった。
仕方なくテープを蓋に張り使っていたが、不便だし、テープの厚みでケースに入らなくなるし、みっともないし、果てはテープが剥げてカバンの中がベタベタになったり…
で、蓋だけでも交換できないものかと(悪い話ではないので実名を出します)カシオ計算機の相談窓口に電話をかけた。
回答は「古い製品なので部品があるという保障はない」(ごもっとも)と
「仮にあったとして、蓋だけで出荷という例はないので対応は難しい。買い替えをお奨めする」とのこと。
ほかはどこも何も壊れていないのに… まだまだ使えるのに…
個人のものでなく会社のものだったから、結果を報告し買い替えを申請することも出来たが…
納得できなかった。
せめて何とかならないか交渉して欲しかった。
買い替えの金が惜しくて言ったんじゃないし…
会社に雇われている人なのは分かる。
でも、消費者はそういう窓口の人には「自分の味方」で、こちらサイドの考えもわかってくれる人であって欲しかった…
オレはわりと会社から近い開発センターに電話をした。
はじめはオペレーターの対応は似たような回答だったが、真意を懸命に訴えたら
分かってもらえたのか、しつこくてウザかったのか
センターのデジカメ開発の部門につないでもらえた。
そこの部長さんという方に事情を説明すると
「それはお困りですよね」と言ってくれた。
その時点でオレは「あぁ電話して良かった。分かってくれる人がいて良かった」って救われた気持ちになった。
もう蓋がどうこうでなかった。
ところが!
部長さんは「ちょっとそのまま、そうですね、5分くらいですけど、お待ち頂いていいですか?それともこちらからおかけ直ししましょうか?」と言った。
「少々お待ちください」といって延々待たせる人はいても、具体的にこのくらいといってくれる人も初めてだった。
お待ちします、と答え待っていると
4分ちょっとだったか
「いや、お待たせしました。蓋ありましたよ。」という声が返ってきた。
「本社や窓口はマニュアルにない問い合わせには勝手な応対は出来ないもんで、気の利かない回答をしてしまって申し訳ないと思います。実際には、ここには部品は品番ごとにキチンと保管してはあります。ただアフターケア用として置いているのでなく製品管理の一環としてなんです。でもそんな風に弊社の製品を愛用して下さっている方がお困りなのであれば、何とかして差し上げたい、もっと愛用して頂きたいというのが開発している我々の本音でもあります。すぐにお送り致しますよ」と言ってくれたのである。
僕は驚き、そして礼を言い、せっかくそんな真摯な対応をして頂いたので、遠いところじゃありませんし、こちらから受け取りに伺います、と言った。
そして受け取りに行くと直々にその方が出て対応して下さり、しかも「こんな小さな部品に値段なんて付いていませんから、ご足労頂いたので料金は結構です。どうぞ弊社の商品を永くご愛用下さい」と言った…
本当に感激した。
こういう人が製品を作っている会社なら、ずっとずっとこの会社のものを使おうと思った。
クレーマーという言葉だけで片付けていけない事例もきっとたくさんあるんだと思う。
そんな消費者の声を聞き届けてくれるのはきっと、企業自体ではなく、自分の会社の製品を信じ、愛し
そしてそれを使っている人の気持ちに、立場になってくれる相談者がその企業にいるかどうかなのだと思う。
このドラマを見てそんなことを思い出した。
第1話 小倉久寛演じる男が購入した「高枝切り鋏」で切り落としたかったものとその気持ち、夫婦愛…
第3話 倍賞美津子演じる女が購入した「懐中電灯」に秘められた想いと母娘のその親子愛…
決して大きな感動を狙っているものじゃないのだけれど、何となくホロッとしてしまう話の展開がとても良かった。
ミムラさん、安田顕さん、中島ひろ子さんの役者としての卓越したキャラクター表現…
そして南極アイスこと名取裕子さんの、根の優しさも微かに垣間見える悪役ぶり(しかもマジテレショップっぽい)
子供の頃からシリアスな刑事ものや、近年では陰の大物的な役のイメージだった若林豪さんの意外なラフでワケありっぽいカンジなどが、小泉幸太郎をグイグイ引き立てている。
楽しみな作品だ。
次回、「ブザービート」(月9)と「任侠ヘルパー」(木10) 予定してます。 では