陸前高田の空は青かった

私はずっと岩手県陸前高田市の行ったときの感想を書こうと思いながらも書けずにおりました。

自分では大丈夫な気がしておりましたが、自分が思った以上にショックだったのかもしれません。

私が津波の被害にあった陸前高田市を訪れたのは今年の8月後半のことでした。

時間があまりなかったので車に乗ったまま見てまわりました。

大船渡から南下して陸前高田まで見てまわりました。

そうどこもテレビで見た場所ばかりでした。
私が行ったときには、大分片付いておりましたが、曲がった電柱や道路標識、ところどころに漁船があったりしてました。

津波のあった場所にはほとんど家はなくなっておりました。

その象徴的だった場所が陸前高田でした。私が行ったのは陸前高田の中心部に行ったのですが、そこにあったのは空と大地だけです。

3月までは街があったその場所も建物の基礎だけが残り、草原となっておりました。

その場所に行くと聞こえて来る音は、たまに通り過ぎる車の音と虫の鳴き声だけでした。
そこに街があったとは思えないほど静かでした。

私が見た陸前高田はものすごく広く何もなくなった土地でした。

私の記憶の中であんな広い場所に行った記憶はありません。

陸前高田に車から降り立って感じたこと…

それが
陸前高田市の空は青かった

私がその場にたって感じたこと。

空と大地は何も変わらない。ただその場にいた人の営みだけが変わってしまった。

そこにいた人はみんなどこに行ってしまったのでしょう。


私はまだこのことについて気持ちの整理はついてはおりません。

ただ8月の時点でもたくましく生活している人がたくさんおり力強く感じました。