リカバリー室
↑回復室
リカバリー室に来たら、看護師さんが
「今14時10分ですよー。」時間教えてくれて
血圧計類をまた付け直していたような?
主治医の先生も来たような?うろ覚え。
麻酔の時に喉に挿管されたカテーテル抜管。
またまたうろ覚え。でも翌日にそう書いてるから
真偽はさておきそのまま載せ載せ。
直後気づくけど端っこ内側が腫れている
痛みも感覚もないけど歯科で麻酔したような
👅舌で触るとぶよぶよした触り心地!
どうも喉のカテーテルがずっとココに当たって
口内炎ができたもよう?
その代わり、挿管後に起こりそうな
喉の異和感はなかったなぁ。
もともと喉イガイガしてたせいで異和感が
薄れたのかはナゾw
看護師さんにの異変を伝えたら
「あらっ。カテーテルが擦れちゃったかな?
後で先生から塗り薬出してもらいますね。」
家族が呼ばれて回復室で面会。
聞くと、今寝てるベッド。手術に呼ばれて
しばらく後に自室から運ばれたヤツらしい。
摘出された子宮さま達を直接見てきた娘は
「子宮ってあんなに大きいんだね~!」と
言ってた。いいな~直接お目にかかれて
そんなデカかった?通常に比べたらって事か。
私の肥大はまだ小さい方だろうから。
(グロいの見るのムリ!言ってたけど平気そうだ~。
実質的に産み育ててくれた子宮さま達と面会出来て
光栄なヤツぅw)
直接お目通りが叶わなかった悲しい私に代わり
しっかり画像撮るよう脅しておいたので
後で送信してもらうとして
面会が終わると、これで家族の用務は終了。
ども~おかえりください~となった。
暫く痛みも感じず寝てると、全身麻酔から
覚醒したせいか徐々にお腹が痛み出したので
こまめに見に来てくれる看護師さんに伝えて
硬膜外麻酔の注入量を増やして貰った
あと、尿管が外れていたらしく留置し直し。
意識がある時の尿管挿管キョワイよッ
…戦々恐々してたら硬膜外麻酔のおかげか
手術終了後の患者がどんどん運ばれてくるから
仕切りカーテン向こうの話に興味深々
私は1番奥で、唯一のお隣さんは空だったけど
じき女性が運ばれてきた。お腹が痛いと言って
いたので私の次の番だったお方かしら?
時同じくして、隣よりどんだけか向こう側で
お爺さん?の患者がずーっと看護師さんに
色々聞いてる。
(スゴ。元気!以下このお方を以下ミスターと呼ぶ📣)
ミスター劇場
(本題から話逸れとる)
リカバリー室はミスター劇場🎪と化す。
「下の方を切ったんだけど、切ったところ
見られんのか?」
「あんた(看護師さん)何て名前?あんたの
言ってる事はあたり障りなくていいんだけど
説得力ないなあ。」
「○○先生(主治医?)は話出来んの?」…と
穏やか口調ながら矢継ぎ早に話す話す!
看護師さん、明るく優しく接して出来る範囲で
応答していたご様子が聞いていれば伺える。
そのうちに主任看護師さんに交代したようで
「大変ご不安になられているようだと
伺いました。」と優しく諌めたら
「ご不安て。そんな風に看護師さんが本当に
言ってたんか?本当はクレームつけてるように
言ってたんじゃないの?」とのたまう。
「いえ、ご不安でいらっしゃると言って
おりましたよ。」と主任。
「○○先生はいま別のオペ中なので、先生から
お話聞きたい事伝えておきます。」
ミスター劇場は止まらない。
たぶん他の術後患者もみんな耳ダンボ。
一方の私はその間にお腹の痛みが強くなった
ので鎮痛剤の坐薬を入れてもらう。ヘヘッ照れ。
一方、ミスターんとこに待望の○○先生が
来たようで(アレ?手術終わったの?)
「××を切除しましたが…」
「△△さんは平均寿命より長生きで
いらっしゃるので、積極的にガンの治療は
しないんですよー。」
…え~なに?かなりご高齢?それであの元気?
「わしは科学者だから、筋の通らない説明
(看護師さん)言われても納得できないんだわ。」
「ひとり暮らしをしとるから。」
ミスター劇場のご事情に更に興味津々。
どうやら、来てくれる家族がいないから
自分に摘出物見せて詳しい説明が欲しいっ
ちゅー事なのね?
興味深くて、まだまだ聞いていたかったけど
(そん代わり眠れんw)17時頃になり、病室に戻る。
病室まで運んでもらっている時、看護師さんに
「お部屋の方が静かに寝られますからね。苦笑」
と言われた
回復室は傷を癒してくれるような優しい
オルゴール調のメロディが流れているけど、
口調は柔らかながらも絡みまくるミスターの
物言いとのアンバランスにウケて
笑ったりクシャミが傷に響いてコワイのに
思わず笑えちゃって術後のお腹に響くぎゃー
看護師さん達は本当に大変でしたわ...。
オルゴール調のメロディだけ聞いていたら
ああ早く寝て少しでも回復したいなぁって
しんみりしながらきっと思ったんだろナ
…という訳でセンチメンタルに浸る間もなく
回復室から病室に戻って来て、今日の展開が
早過ぎてあっという間
けれどやはり術後。
生理痛がガンガン来るようなお腹の痛みは
ひたすら時が過ぎるのを待つしかない
病室に戻る
病室に戻る道中、病棟内廊下の継ぎ目の所の
ベッド通過は揺れるので、看護師さんが都度
段差ありますよ~って教えてくれた。
部屋に戻り、パルスオキシメーター、
バイタル測定器を再装着。痛みが増したので
痛み止めの点滴を追加してもらう。
(写ってないけど)
あら?いつのまにか水色の手術着から
ピンクの患者衣にお着替えされてる!
看護師さんが検温、排尿処理してくれて
病院で用意してくれた紙コップに
ペットボトルの水を注ぎ、蓋とストローして
飲めるようにサイドテーブルに置いてくれた。
スマホ・リモコン類・ティッシュ・
嘔吐時の受け皿も取れるように置いてくれた。
ひとりになってから早速スマホでポチポチ。
心配してくれてた方々に手術終わった報告。
この夜、看護師さんが頻繁に来てくれたので
ナースコールする前に痛みに対処くれた♪
ただ、痛みの程度の表し方が地味にムズい!
伝え方が合ってるかわからないから
コレかな?て痛みに+1で申告してみてた。
手術後の夜は5~7くらいで伝えてたかナ。
10は救急車呼ぶくらいって聞いたから
そこまではなかなか申告しずらいものが
痛みで硬膜外麻酔を増量してもらう度
背中に麻酔薬の冷たさを感じるぜぃ
多少の痛みは時が過ぎるのを待つしかない
けれどもっと強い痛みがくると思ってたので
そこまでではない?
痛み止めのおかげで今夜は何とか寝られそう。
まぁ、寝られなくてもなるべく寝るのだ
…で。ミスター騒動は
その後どうなったのだろう?(めちゃ気になる)
「📺本当にあった怖い話」の〆台詞のように
”ミスターの悲しみや不安は少しでも
和らいだのでしょうか…今となっては誰にも
わかりません”
いや、〇〇センセ達ならわかるのかな?
絡まれてた先生達も、治療してるご本人も
少しでも浮かばれますように…じゃなくて
報われますように
自分含め、ミスターのご回復も祈る
そんな子宮さま達が居ない初めての夜。