パスポート
マグネットピンには桜がついていて
桜にはさらに帯がまいてある
ぼくの愛は悲しげに桜を包んで
帯がそれを表象する
ぼくは桜に嫉妬して
嫉妬して初めて理解する
ぼくはマグネットを引き離し、蔑み、捨て、桜を見やる
ぼくの暴力は桜を傷つけない
遺骸を前にたたずむのは
小さな子供
せんせいかびんがこわれました
かびんのじさつ
そう、ここはかびんがじさつするせかい
誰もいない静かなところ
桜にはさらに帯がまいてある
ぼくの愛は悲しげに桜を包んで
帯がそれを表象する
ぼくは桜に嫉妬して
嫉妬して初めて理解する
ぼくはマグネットを引き離し、蔑み、捨て、桜を見やる
ぼくの暴力は桜を傷つけない
遺骸を前にたたずむのは
小さな子供
せんせいかびんがこわれました
かびんのじさつ
そう、ここはかびんがじさつするせかい
誰もいない静かなところ
日時計
前屈の勢いで地球がくるくる回る
普段の静かな風景
何も感じない町
体育館の水色のドアも
空き缶拾いのおじさんも
どこか笑い方のぎこちないぼくも
くるくる回る
くるくる回る
暖かい感情が戻ってきて
みんなが包装したての新鮮パック
誰にでも挨拶したくなる
ほんとはウソかもしれない一抹の感情に
ぼくは
これがすべてだって思えて
あなたの顔を思い出す
くるくる回る恋のうた
アンティークショップの懐かしい空気
普段の静かな風景
何も感じない町
体育館の水色のドアも
空き缶拾いのおじさんも
どこか笑い方のぎこちないぼくも
くるくる回る
くるくる回る
暖かい感情が戻ってきて
みんなが包装したての新鮮パック
誰にでも挨拶したくなる
ほんとはウソかもしれない一抹の感情に
ぼくは
これがすべてだって思えて
あなたの顔を思い出す
くるくる回る恋のうた
アンティークショップの懐かしい空気
