【エル・カンターレの名前の秘密⑬】第3章つづき/定冠詞や指示語の起源 | 威風堂々

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幸福の科学の信者たつとらのお笑い脳が抑えきれないブログ。

【第3章 Elと定冠詞】の続き。

 

 

ちょっと学術的かも。

 

今日で第3章はラストどすにっこり

 

今日も「ぎょえぎょえのぎょえ~ポーン」やでウインクスター

 

 

 

上三角上三角上三角上三角上三角上三角上三角

 

 

 

5.他の言語の定冠詞を検証

ここまで、

 

Elという言葉が、時を経て定冠詞になった可能性を検証してきました。

 

次に、世界の言語の定冠詞を検証してみましょう。

 



①世界の定冠詞

まず、世界の言語のだいたいの定冠詞を箇条書きで挙げてみます。

・英語 the
・ドイツ語 der/das/die(名詞の性・格によって変化)
・オランダ語 de/het(名詞の性によって変化)
・定冠詞なし→ノルウェー語、スウェーデン語、デンマーク語、ロシア語、チェコ語等
  ※ただし「それ」「あれ」という指示語はden/det/deなどを使う。
・ハンガリー語 a
・アイルランド語 an
・ポルトガル語 o/a/os/as(名詞の性・数によって変化)
・スペイン語 el/la/los/las(名詞の性・数によって変化)
・イタリア語 il/la/i/le(名詞の性・数によって変化)
・アラビア語 al
・アジア系の言語はだいたい定冠詞なし(日本語含む)

 

 

 

ここで分かるのは、定冠詞が、

 

・th/dの子音タイプ

・a/oなどの母音タイプ

・el/laなどのLタイプ

 

の3つにだいたい分類できるということです。

 

 

 

そして、定冠詞がないタイプの場合は、

 

「その」「あの」という意味の指示語で代用されているようです。

 

 

 

これを考えると、

 

多くの言語の定冠詞は、指示語から派生して定冠詞になったと考えられます。

 

現に、英語の定冠詞theは、英語の指示語this, thatと同じ子音が含まれています。

 



➁日本語との比較

ここで、日本語の定冠詞に相応する指示語「その(それ)、あの(あれ)」と比較してみたいと思います。

 

 

 

「その、あの」の音はローマ字にするとsono、anoですが、

 

これはヨーロッパ言語の定冠詞の音th、aと非常に近いように思います。

 

 

 

というのは、日本においては

 

歯と歯の間で舌を挟んで発音するthと、

 

歯の間に息を吐いて発音するsの音は

 

区別されないことが多いからです。

 

 

 

これを考えると、

 

自分から距離のあるもの、遠くのものを表すときに、「th(s)」や「a」の音を使う

 

という人類共通の感覚があるのではないかと感じます。

 

 


そして、ある対象との距離感は、

 

その対象への敬意にもなります。

 

 

 

例えば、

 

日本語の「あなた」という二人称の単語は、

 

漢字で書くと「貴方」「彼方」です。

 

すなわち、相手との距離があるということが、相手への敬意を表すのです。

 

 


このように、

 

a(n)という音は、

 

「遠く離れた」という距離感のほか、

 

「自分よりも上の尊い方」という意味を含んでいると思われます。

 

 

 

このa(n)という音は、日本語の天(アメ、ame)とも呼応します。

 

そして、シュメールの天空神アンであり、アンとは天のことです。


したがって、

 

a(n)の音天を表すと同時に、

 

「手の届かない方」「畏れ多い」という敬意距離感をも表すようになった

 

と考えられるのです。

 

この距離感によって、a(n)の音指示語となり、母音タイプの定冠詞になっていった可能性があります。
 

 


③th/dタイプの定冠詞

ではthやdの子音タイプの定冠詞についてはどうでしょうか。

 

 


ここで注目したいのは、またしてもシュメール語です。

 

 

 

シュメール語においては神の名の前にdingirという限定詞を付けることを前述しました。

 

実は、この限定詞をラテン語に翻字するとき「D」と表記したのです。

 

 

 

例えば、

 

「イナンナ神」は、「DINGIR INANNA」ではなく

 

DINANNA 」と書きました。

 

つまり、Dと書くだけで神を表すのです。

 

 


また、このdingirの意味は、元々、

 

din「正しい」「純粋」「輝き」を意味し、

 

gir「端のとがった物体」を意味しました。

(ゼカリア・シッチン『地球人類を誕生させた遺伝子超実験』p.193)

 

 


dingirを表す象形文字は以下の画像のような文字になります。
(画像出典:ゼカリア・シッチン著、竹内慧訳『地球人類を誕生させた遺伝子超実験』ヒカルランド、2017、p.193)
※マーカー線はたつとらが付けたもの



シュメール文化の研究者であるゼカリア・シッチンは

 

この文字をロケットそのものであるとして、

 

dingirという言葉に「宇宙からロケットに乗ってやってきた者たち」というニュアンスがあることを指摘しています。

 

 

 

そのdingirが、

 

シュメールにおいて

 

「神々」を意味する言葉だったのです。

 

 

 

つまり、

 

「d」の音にも「遠く(天・宇宙)からの存在」「目上の存在」というニュアンスがあり、

 

それがヨーロッパ言語に入った可能性があるのです。

 

 

 

ラテン語で「神」deusです。

 

 


また、北欧ではオーディン(Odin)トール(Thor)といった、名前に「d」「th」の音を持つ神が存在し、

 

幸福の科学の霊査によれば、

 

彼らは宇宙から降り立った存在で、宇宙との交流を持っていたといいます。

 

 

 

また、オーディンはトス(Thoth)と同一存在でもあると霊言で語られています。

(『マイティ・ソーとオーディンの北欧神話を霊査する』2017)

 

 


さらに、ギリシア語では「神」「θεός(theos)」といい、thの音が「神」を示しています

 

 


したがって、

 

「th」や「d」の音は、

 

「遠くの尊いもの」「宇宙から降り立つ者」「神」を表し、

 

それが世俗的に浸透して指示語に使われ、

 

th/dタイプの定冠詞に変化したのではないかと推測できるのです。

 

 


また、第5章で後述しますが、

 

th/dの音「トロン」という存在にも共通します。

 

 

 

メタトロンヤイドロン

 

「エル」の付く天使よりも古く、

 

メソポタミアで活躍した宇宙からの存在です。

 

ここでも、th/dの音が「宇宙」に関連する音であることがうかがえるのです。

 



これらを考えると、

 

「究極の、遠く尊い存在」としてEL(AL)という言葉があり、

 

また、「宇宙からの存在」th/dという音で表現され、

 

それが地上のなかで長い時間を経て、

 

遠くのものや目上の人を表す言葉として使われ、

 

それが l や a、th/dの音が残った形で定冠詞となっていった

 

という仮説が成り立つのです。

 

 



6.Elと定冠詞の関係まとめ

では、これまで述べてきた1~5節までの話をまとめます。

 

↓↓↓

 

元々「根源の神(光)」のみを示す「エル」という言葉が、

 

時代が下るにつれて他の神々や権威を求める王などの名前に冠され始め、世俗化していった。

 

また、「人間とは絶対的に違う」というニュアンスから、

 

「自分と異なる向こう側の」というニュアンスで指示語に使われるようになった。

 

そして、アラブ地域で定冠詞alとして定着。

 

そして、そのアラビア語がヨーロッパに入って、Lタイプの定冠詞として広がっていった。

 


また、同じく「天空」「手の届かないほど遠い」という意味を持つan

 

「宇宙からやってきた者」「神」の意味を持つth/dの音も、

 

時代を経て定冠詞指示語として定着した。

 

以上。

 

 


大川総裁が「『信仰の法』講義」で

 

スペイン語の定冠詞に言及した点も、

 

このような意味があったと考えると納得がいきますほんわか

 

 


要するに、神聖なる言葉が世俗化したということですが、

 

起源を探究してみると、その言葉の持つ偉大性が浮かび上がってきました。

 

 

 

シンプルに、「エル」だけでここまで歴史が浮かび上がるのすごくね?お願いキラキラキラキラキラキラ

 

 


 

と、いうわけで、

 

検証の結論として、

 

「エル」を名乗れる存在はただ一人エル・カンターレのみであり、

 

我々は「エル」という言葉の指し示す対象を見誤ってはならない

 

ということ、

 

また、

 

聖なる言葉は時間のなかで多少形は変わっても、根本においてその「響き」は変わらず、受け継がれていく

 

ということを述べ、

 

第3章を終わります。

 

 

 

 

上三角上三角上三角上三角上三角上三角上三角

 

 

 

 

【こぼれ話】

 

 

これは「もしかして…」って話ですが、

 

今年、阪神が優勝しましたよね立ち上がる立ち上がる立ち上がる

 

 

 

「優勝」って言うと意識しちゃってダメだから、

 

「優勝」「アレ」っていう言葉に変換して口に出して

 

優勝しちゃいましたよね。

 

 

 

この第3章で提示した説に当てはめると、

 

日本語の、遠くのものを指す指示語である「あれ」も、元は「エル」から来ていて、

 

「エル」という言葉が、「遠くのもの」「天空より来るもの」「向う側の存在」というニュアンスから

 

「あれ」という指示語になったとすると、

 

 

 

阪神は、

 

無意識に「エル」という呪文を使っていたということ。

 

 

 

しかも彼らは「アレ」「アレ」と言いながら「優勝」をイメージしていたはずで。

 

それは、「アレ」という言葉を発するたびに「優勝」という念を込めて唱えていたということで。。

 

そもそも「エル」には「光の勝利」「神の勝利」という意味が含まれているわけで。。。

 

 

 

 

優勝しちゃったねぇキョロキョロキョロキョロキョロキョロ

 

 

 

 

つまり、

 

私たちも

 

エル・カンターレの御名を呼ぶときに

 

「光は勝利する」というイメージ

 

「地球が光で満ち満ちる」というイメージを持つと、

 

実現していくんではないかなぁ

 

と思ったたつタイガーでしたウインクスター

(※阪神ファンではない)

 

 

 

「アレ」というのが元々「勝利」という意味が入ったパワーのある呪文「エル」であり、

 

言葉の音と、願うことが一致したために、

 

呪文が正しく機能して

 

優勝したって感じですかね知らんけどキョロキョロ

 

 

 

 

 

次回より、第4章です!

 

第4章は「実はカンターレは日本語!?衝撃の歴史が浮上!」です。

 

お楽しみに~キラキラ

 

 

 

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