※元々『「他人や自分の話を聞かれてもないのにペラペラ喋る人」の話』として、①~⑥を1つの記事として公開していましたが、長いので小分けにすることにしました。
④人の欠点を言いまくる悪口・陰口タイプ
これは分かりやすいですね
その人のいないところで、「あの人はこういうところがさ~」ってペラペラ言ってる人。
たつとらもついついやってしまいがちです。。。
ペラペラではないけど、ちょびっと毒を吐いちゃうことはあります。
だって、そういうときって、
楽しいですよね
例えば職場などで
明らかに仕事できないやらかしタイプの人がいたら、
「あの人またこんなことやったよ」
「マジで?実はこの間もさ…」
「ほんと、ダメだねあの人」
ってなりますよね。
何でそういう時って楽しいのか、盛り上がるのか。
そういう時は
自分の欠点を棚に上げられるから、
「あの人よりはマシ」と自分の悪いところを許された気になるから、
だから盛り上がってエスカレートしがちなんだと思います。
こういう時も、
「あ、今自分は無意識にそのできない人に対してマウント取ってるな…」
「自分のことを棚に上げてるな…」
と気付けたら、
「でもまぁあの人なりに頑張ってるし、失敗なんてお互い様だよね!」
「まぁこんなこと言っててもしょうがないよね!明るい話しよう!」
とパッと切り替えられます。
気付かないと、だんだん他人の欠点を攻撃する裁き魔になり、
人の悪口ばかり言う人間になってしまいます。
しかし、その「あの人こないだ…」という話が、
職場の問題を解決するために「その場にいる人の認識をすり合わせて問題を浮き彫りにし整理するという建設的な会議」として成り立っているなら、
OKだと思います。
ただ、その場合は「解決策を出す」というのが不可欠です。
相手をどう導くか、どうしたら相手が改善するか、智慧を出し合うわけです。
ただ本当に悪口だけを言っているとしたら、
「他人の悪口が止まらない」としたら、
それは相手に問題があるだけでなく、
必ず自分の心にも問題があります。
自分の潜在意識にどういう思いが住み着いているのか考えるべきです。
だいたいは、
・他人を下げることで相対的に自分を上げようとしている
・「他人の欠点に気付く自分は頭がいい」ということをアピールしようとしている
(つまり本人は本当は自分の頭の良さに自信がない)
・自分の劣等感を隠すために、人の欠点を言い、自分の欠点をごまかそうとしている
このあたりかと思います。
人の欠点を指摘するのは場合によっては必要ですが、
その行為が自分のどのような心から生じているものなのかはやはり慎重に見定めなければいけません。
マウントを取りたいだけなのか、
オデ、カシコイと言いたいだけなのか、
それとも本当に相手を導きたいと思っているのか。
そこに相手を見下す心はないか。
相手を人格のある人間として見て、丁寧で礼儀正しい言葉を使ったか。
どんなに「これは善導だ」と思っていても、
やはり多少の不純物は入っているものだと思います(←経験者は語る)
なので、繰り返し、永遠の反省が必要です。
「もう大丈夫」と思った先に、また歪んだ心が出てくるのが常なので、
ここは本当に慢心して疎かにしてはいけないところかと思います。
⑤に続く
「もう悟った、反省必要なくなった」なんて日は来ないよねポチ。
「分かりやすい悪」を攻撃してる時ほど危険だよねポチ。